「悩みを欲しがれ」を読んで心が軽くなった話
こんにちは。
私は500名規模の中小企業で人事をやっているmiiiと言います!
今回は神保拓也さんの悩みは欲しがれという本を読んだ感想を書いていきたいと思います。
作者の神保さんは元ユニクロ史上最年少上席執行役員。
自身の過去の経験から他者の悩みを解決しようとするのではなく、とことん向き合うことでより本質的な答えに辿り着し、組織は自走していくということが実際のセッションも交えつつ記されていました
人事という役割上、社員と面談を行う機会も多く話をしている中で悩みを吐露されることも少なからずあります。
「会社」という枠組みの中で解決できることは仕組みを改善することで悩みの解消はできますが、そんなに単純な話はほとんどありません(泣)
個人的な想いや状況、なんならそれはプライベートの事情では?という内容が絡み合って仕事の不満や悩みにつながっていることがほとんどです。
そうなると彼らの心を軽くしてあげられるような解決策を提示することは難しく、自分の不甲斐なさをその度に感じていました。
そんな中この本を読んでみて「解決策を考えてあげなきゃ」と思いながら話を聞くのではなく、悩みや不満の本質に話す人と聞く私が辿り着くよう一緒に考えようと思いが転換しました。
彼らが話すの中に隠されているインサイトに一緒に気づき顕在化させる。
ただそれだけで表情が晴れ、前向きな言葉が出てくるようになる。
まだまだ私が未熟が故、少しも着地点が共有できないまま終わることもありますが、本を読む前よりも自分自身も面談を経て勉強になることが多く、それは社員にも会社にも還元できていると感じます。
人事は色々な階層、職種、フェーズの人と関わることが多く、人間関係や悩みに向き合うことが多い職種ですが、この本が悩んでいる人事のヒントになるのではなるのでは?と思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
あなたの今日がステキな1日になりますように。