さと みいふう

小学校の図工の時間、自分の鉛筆の先から絵が生まれていくおもしろさを発見。その後自己流で…

さと みいふう

小学校の図工の時間、自分の鉛筆の先から絵が生まれていくおもしろさを発見。その後自己流で描き続け、2006年から毎月、絵はがきを描くようになり、2011年からはひそやかに、共に詩も書くようになる。 絵本詩集「かぜのえはがき」

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  • 紙とえんぴつ、かばんに入れて。

    歩いて行きます。おにぎりと、お茶と、それから、絵と詩と…紙とえんぴつ、かばんに入れて。 絵と詩が浮かんだら、かばんから紙とえんぴつを取り出して…少しだけ色えんぴつも。大好きな紙、クロッキー帳にかいてみた絵と詩たちです。

  • 今月の絵はがき

    毎月、新しい絵はがきと詩をかいています。絵本のような詩のような。

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    【最新号・2024年9月号】みいふう書翰便

    【最新号・2024年9月号】の書翰便です(8月21日発売)。最新号ですが、9月5日頃より【バックナンバー】表示に変わります。⚠️【ひと月1通×3回お届け】をご注文中のお客様へ⚠️重複のご注文にご注意ください。9月号のご注文は完了しております。お届けまでもうしばらくお待ちください。「みいふう書翰便(しょかんびん)」は、ちいさな絵や詩たちをひと包み、お手紙のようにして、お届けいたします。毎日ご飯を食べるのと同じように、いつもそばにスマホがあるのと同じように、ちょっとひといきコーヒーを飲むのと同じように、絵や詩を、くらしの中に、かろやかに。9月号…「38億年 変わらない 変えられない 細胞たち …………… おだやかな朝を迎えたい 細胞たち …………」『今月の絵と詩』は、細胞に思いを馳せ、おだやかな朝の意味を思う、そんな絵と詩です。『今月の手帳』は前回が最終回。今月からは新たに『空の歳時記』が始まります。鳥のとんとと、かめのかめのすけが空を思います。昨日のことを忘れてしまうティコ。ふとしたことで昨日の自分に出会います…『ティコ日記』続いています。そして、おつきさまの『月月記』は「月の雲」会えないことを、思い出します。『刺しゅうと詩と。』の9月号は「をがたまのき」の刺繍と詩。『にことお茶会』にはハーブティーがひとつ付きます。『にこのお茶会』うさぎのにこ、ぽつ、と。さて、どんなお手紙が届くでしょう。なんだか落ち着かない、せわしない毎日。なんだか手紙や手書きが、ほっとする…もしも、そんな気がしたら…みいふう書翰からお手紙、お届けいたします。詩はむずかしい?そんなことは全くありません。絵と詩が一緒なら、これまたずいぶんと気軽。詩は時にはお薬のように、心に働きかけてくれることもあります。ご飯を食べるのと同じように、詩も日々使ってあげてください。⚠️毎月24日頃よりのお届けとなります。⚠️予約商品と通常商品の同時購入はできません。通常商品は別途ご注文下さい。※予約期間の終了後は通常商品扱いとなりますため、他の商品と同時購入、同包ができます。※「みいふう書翰便」は、ひとつひとつ手作業にて制作しております。そのため、細かな所が工業製品のように均一に仕上がっておりません。ご承諾の上ご注文いただき、そのようにご覧いただけましたら、幸いです。●【お友達宛て】のご注文につきまして●・「ご注文の配送」ページのお届け先→「◎別の住所を指定する」をチェック→お届け先の方の、お名前、ご住所、電話番号をご入力下さい。・ご依頼主様(ご注文者様)のお名前を宛名面に記載させていただきます。(お名前のみ記載いたします)・メッセージカード(+¥150)を同封できます。ご希望の場合は〈メッセージカード付〉きをご注文下さい。※メッセージを代筆いたします。ご希望の場合は備考欄にメッセージ内容をご入力下さい。ハガキサイズにおさまる文字数にてお願い申し上げます。(手書きにて代筆いたします。ご承諾いただきますようお願い申し上げます)※備考欄にメッセージのご記入がない場合は、メッセージは書かずに、カードのみ同封いたします。【お届け方法】・定形外郵便(毎月22日頃より順次発送)・土日祝日の配達がお休みのため、お届けが遅くなる事がございます。【書翰便内容】※多少変更になる場合がございます。今月の絵と詩・にこのお茶会・にことお茶会・ティコ日記・刺しゅうと詩と・月月記・空の歳時記・絵はがき※封筒内容の写真は参考写真です。月ごとに内容が変わります。※商品写真は、お使いのモニター、お部屋の照明などにより実際の商品の色味と異なる場合がございますこと、ご承諾くださいますようお願い申し上げます。【商品サイズ】・B5サイズ包 縦約140×横約185×厚さ約10(mm)【包装につきまして】プラスチック包装削減に努めております。ご承諾くださいますようお願い申し上げます。※???な時は、FAQページもご覧になってみて下さい。
    ¥850 〜 ¥1,000
    みいふう書翰
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    【バックナンバー】2024年8月号・みいふう書翰便

    2024年8月号の書翰便です(7月22日発売)。8月5日頃より【バックナンバー】となっております。「みいふう書翰便(しょかんびん)」は、ちいさな絵や詩たちをひと包み、お手紙のようにして、お届けいたします。毎日ご飯を食べるのと同じように、いつもそばにスマホがあるのと同じように、ちょっとひといきコーヒーを飲むのと同じように、絵や詩を、くらしの中に、かろやかに。8月号…『今月の絵と詩』は、みいふう書翰の仲間達が大集合。『ティコ日記』8月号は、風が吹きます。そして、おつきさまの『月月記』今号から装い新た。お月さまのポストカード付きです。『刺しゅうと詩と。』の8月号は「る」から始まる木が題材です。『今月の手帳』は今号「葉月帳」で最終回です。『にことお茶会』にはハーブティーがひとつ付いています。なんだか落ち着かない、せわしない毎日。なんだか手紙や手書きが、ほっとする…もしも、そんな気がしたら…みいふう書翰からお手紙、お届けいたします。詩はむずかしい?そんなことは全くありません。絵と詩が一緒なら、これまたずいぶんと気軽。詩は時にはお薬のように、心に働きかけてくれることもあります。ご飯を食べるのと同じように、詩も日々使ってあげてください。※「みいふう書翰便」は、ひとつひとつ手作業にて制作しております。そのため、細かな所が工業製品のように均一に仕上がっておりません。ご承諾の上ご注文いただき、そのようにご覧いただけましたら、幸いです。●【お友達宛て】のご注文につきまして●・「ご注文の配送」ページのお届け先→「◎別の住所を指定する」をチェック→お届け先の方の、お名前、ご住所、電話番号をご入力下さい。・ご依頼主様(ご注文者様)のお名前を宛名面に記載させていただきます。(お名前のみ記載いたします)・メッセージカード(+¥150)を同封できます。ご希望の場合は〈メッセージカード付〉きをご注文下さい。※メッセージを代筆いたします。ご希望の場合は備考欄にメッセージ内容をご入力下さい。ハガキサイズにおさまる文字数にてお願い申し上げます。(手書きにて代筆いたします。ご承諾いただきますようお願い申し上げます)※備考欄にメッセージのご記入がない場合は、メッセージは書かずに、カードのみ同封いたします。【お届け方法】・定形外郵便、クリックポスト、ゆうパック(同包商品により異なり、送料が発生する場合がございます)・定形外郵便は土日祝日の配達がお休みのため、お届けが遅くなる事がございます。【書翰便内容】今月の絵と詩・にこのお茶会・にことお茶会・ティコ日記・刺しゅうと詩と・月月記・葉月帳・絵はがき(今月の絵と詩より1枚・月月記より1枚)※封筒内容の写真は参考写真です。月ごとに内容が変わります。※商品写真は、お使いのモニター、お部屋の照明などにより実際の商品の色味と異なる場合がございますこと、ご承諾くださいますようお願い申し上げます。【商品サイズ】・B5サイズ包 縦約140×横約185×厚さ約10(mm)【ご注文便の目印】1.【バックナンバー】には「ティコ」(ひと)のスタンプ2. 【お友達宛て】には、「にこ」(うさぎ)のスタンプ【包装につきまして】プラスチック包装削減に努めております。ご承諾くださいますようお願い申し上げます。※???な時は、FAQページもご覧になってみて下さい。
    ¥850 〜 ¥1,000
    みいふう書翰

記事一覧

【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

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絵はがき・2024年9月

38億年 変わらない 変えられない 細胞たちが 私たちを動かすのですか? 今日も争うことをやめませんと 今日も誰かをかなしませましょうと 細胞が ゲノムが DNAが 今日…

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8月31日の夜に

遠い昔 ことばがなかったころの〈8〉 今日は久しぶりに、 石さんの所へ、行く所です。 暑い暑い夏と、 大きな大きな台風の、 8月の終わり。 石さんの所は、きっと、 苔…

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にょきにょきと、夏ははじまり…この後、暑い暑い夏が、やってきて…その夏はまだ、続いています。皆様、ご自愛ください。

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絵はがき・夏をあるく

あるく あるく かぜにむかって あるく あるく かぜといっしょに あるく あるく かぜにのって あるく あるく かぜになって あるく あるく きみも わたしも あるく …

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このつかの間のために

豆を挽いて コーヒーを淹れて… わたしのちいさなカップに 注ぎます 手の中におさめると コーヒーの香りがして 自分の時間が そっと できあがります ほんのつかの間 ち…

75

絵を描いています。これから色を付けるところです。
あの人に、と描く絵。宛先のある絵は、世間体のものさしをあてないで描く線。
ん?でも、いつも、この線しか描けないんだった…。

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絵はがき・2024年8月

トトトト トトトト トクトク トクトク トックン トックン きみのわたしのあなたの 速さの きみのわたしのあなたの 長さの 心の臓の 音 生きるじかんの 音 トト…

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『月月記』お月さまより

時々、みいふう書翰のメルマガを書いている わたくし「月」と申します。 以前もちょっとnoteに顔を出してみましたが、 またちょっと失礼いたします。 みいふう書翰(しょか…

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【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

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絵はがき・夏の一夜に

アンタレス きみが 二千万年生きている間 わたしは わたしのたった何十年間の一日を ずいぶんと考え事をして なんのかのと難儀して にこにこしたりして 生きています 地球…

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ととにぽてぃかんそくじょ〈3〉

風の中に かすかに ととにぽてぃかんそくじょ アンテナ うごかします ギーッコ ギーッコ …………………………… 「蝶が、今、 ひら ひら と。 そんなことを 見て…

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【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

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日々、というところに 今日も〈12〉

床に猫のひげが落ちていると、 拾い上げて… 捨てられないのです。 拾っては、貯めておきます。 ある日我が家にやってきた トラのぬいぐるみ。 ある日このトラに、 猫の…

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絵はがき・2024年7月

カゼガキタ ゆれる ゆれる 枝が 葉が 木々の間を わたしの間を 風が わたる さらわれる 枝に 葉に 風に わたしのこのいたみ いたい いたい この心のかたまり さ…

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【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

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【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

絵はがき・2024年9月

38億年 変わらない 変えられない 細胞たちが 私たちを動かすのですか? 今日も争うことをやめませんと 今日も誰かをかなしませましょうと 細胞が ゲノムが DNAが 今日やってきた ねことわたくしの朝を 動かす細胞たちは ふわぁあと ふたり並んであくびする朝を 動かす細胞たちは このおだやかな朝を迎えたい 細胞たちです そう私たちを動かす 細胞たちです 今日やってきたこの朝は 38億年変わらない ねことわたくしという 細胞たちのなせる技です 細胞が ゲノムが DN

8月31日の夜に

遠い昔 ことばがなかったころの〈8〉 今日は久しぶりに、 石さんの所へ、行く所です。 暑い暑い夏と、 大きな大きな台風の、 8月の終わり。 石さんの所は、きっと、 苔が青々と、ふかふかと、 しているでしょう。 石さんの所へ行く前に、 少しここで、お話します。 この頃、8月31日が近くなると、 テレビや新聞などで、 夏休み明けに学校に行くことが 辛い人のために、 話を聴いてくれる所、 みんなでその話ができる所、 隠れさせてくれる所など、 「ここへどうぞ」と、 扉を開けて待

にょきにょきと、夏ははじまり…この後、暑い暑い夏が、やってきて…その夏はまだ、続いています。皆様、ご自愛ください。

絵はがき・夏をあるく

あるく あるく かぜにむかって あるく あるく かぜといっしょに あるく あるく かぜにのって あるく あるく かぜになって あるく あるく きみも わたしも あるく あるく きみの わたしの みつけたあるき方で きみのまわりに わたしのまわりに いちめんの ひまわり このあしどりは たしかだ 残暑お見舞い申し上げます。 このうさぎ、ずいぶんと早足ですが…。 あんまり頑張るとバテてしまうこの暑さ… 自分の見つけた速さで歩いたら、 なんとか乗り切れる、かも。 自分の確

このつかの間のために

豆を挽いて コーヒーを淹れて… わたしのちいさなカップに 注ぎます 手の中におさめると コーヒーの香りがして 自分の時間が そっと できあがります ほんのつかの間 ちいさなカップ一杯分の ほんのつかの間 このカップを探していた自分を 思い出します 心動くものを つくってくれる人達がいることに ありがとうと思います 心動く自分に 助けられることがあると 思い出します 手の中におさめた途端 そっと 自分に帰ります この時間のために このカップを わたしは手元に 残した

絵を描いています。これから色を付けるところです。 あの人に、と描く絵。宛先のある絵は、世間体のものさしをあてないで描く線。 ん?でも、いつも、この線しか描けないんだった…。

絵はがき・2024年8月

トトトト トトトト トクトク トクトク トックン トックン きみのわたしのあなたの 速さの きみのわたしのあなたの 長さの 心の臓の 音 生きるじかんの 音 トトトト トクトク トックン と。 少しずつ ずれて 少しずつ 合って 少しずつ 分けあって 少しずつ 重なりあって ト、と。 会いました ト、と。いま 生きているじかんが 合いました ト、と。いま 少しの間だけれど 一緒に ここに

『月月記』お月さまより

時々、みいふう書翰のメルマガを書いている わたくし「月」と申します。 以前もちょっとnoteに顔を出してみましたが、 またちょっと失礼いたします。 みいふう書翰(しょかん)という所は、毎月、 絵や詩を何編か集めてお手紙のようにして 「書翰便」という包みをお届けしている所です。 その書翰便の中に、わたくし月が担当している 『月月記』(つきげつき)というのがあります。 日記だけれど月に1回だけ書くので月記です。 2023年9月から2024年8月までの月月記、 12編を集めて、こ

¥100

【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

絵はがき・夏の一夜に

アンタレス きみが 二千万年生きている間 わたしは わたしのたった何十年間の一日を ずいぶんと考え事をして なんのかのと難儀して にこにこしたりして 生きています 地球というところで ちいさな わたしを アンタレス 今日わたしは 空を見上げて 六百十九年前の あの日のきみに 会いました きみの今日が たしかに そこにあった、と アンタレス きっときみは 空を見上げて 六百十九年後 今日のわたしに 会うでしょう わたしの今日も たしかに そこにあった、と 今日という

ととにぽてぃかんそくじょ〈3〉

風の中に かすかに ととにぽてぃかんそくじょ アンテナ うごかします ギーッコ ギーッコ …………………………… 「蝶が、今、 ひら ひら と。 そんなことを 見ていても、 何かが進むわけでも、 ない、って。 ………? あちらを見ると、 キラキラと輝いている方がいて、 こちらを見ると、 ぐんぐん進んでいる方がいて、 自分が寂しくなります。 自分が苦しくなります。 いつも、いつも、 ずっと、ずっと、 何かが、 胸につかえていて、 うまく進めないのです。 たぶんそれが

¥100

【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

日々、というところに 今日も〈12〉

床に猫のひげが落ちていると、 拾い上げて… 捨てられないのです。 拾っては、貯めておきます。 ある日我が家にやってきた トラのぬいぐるみ。 ある日このトラに、 猫のひげが刺せることがわかり、 ひげを拾うたび、 ここに一本一本刺していくことにしました。 いつの間にか、気が付けば… トラはずいぶんと立派になりました。 なにしろ、本物のひげですから。 (場所が…ちょっとずれております… そして方向がバラバラですが…) この間、 かわいいカタチをした木の入れ物を、 100円ショ

絵はがき・2024年7月

カゼガキタ ゆれる ゆれる 枝が 葉が 木々の間を わたしの間を 風が わたる さらわれる 枝に 葉に 風に わたしのこのいたみ いたい いたい この心のかたまり さらわれる カゼガキタ イマダ ゆれる ゆれる ゆれる 枝が 葉が 木々が カゼガ トオリヌケル アナタノ イタミ カゼノムコウヘ サラッテユキマス トリカエソウ ナンテ オモワナイデ イタイノイタイノ トンデユケ イタイノイタイノ トンデユク

【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】