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この世界そのものが、夢と魔法の世界。インドの新年のお祝い「ディワリ」体験。
おはよう、こんばんは、ナマステ。
少し時間が経ってしまいましたが、11月前半のインドはディワリシーズンでした。
「ディワリ(Diwali)」って何かというと、インド暦での新年のお祝いです。
旧暦なので毎年日にちは異なりますが、今年は11月12日でした。
インドではハロウィンやクリスマスはあまりお祝いしませんが、その代わりにこの時期はディワリで盛り上がります。
比較的田舎なここプリーでも、一週間ほど前から近所の子供たちが一日中爆竹遊びを激しく続けていて心臓に悪い日々が続いていました。
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さて、ディワリ当日。
夕方ビーチを歩いていると、お堂のプジャにいつもよりたくさん人が集まっていました。
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「何か面白いことがあるかも。」と路地裏に入ってみると、遊んでいる子供たちもいつもより多く、心なしかお正月に従兄弟たちと凧揚げや羽子板をして遊んだ幼少期が思い出されます。
路上に花火の特設店も出ています。
派手にやるのが大好きなインド人。手持ち花火やロケット花火、打ち上げ花火などバリエーションには事欠きません。
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歩いているうちに陽が落ち、辺りが薄暗くなってくると、家々の前にギーランプが並べられ始めました。
インドらしい素焼きの器にギーオイルを注いで炎を燃やす伝統的なランプです。
(注いでいるところを見ているとやたら黒いのですが、村の人たちも本当にギーを使っていると信じたい。)
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いつもの村が、幻想的になっていく。
Sattvaな炎の光で、悪い氣が追い払われていきます。
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そして、夜。
宿のルーフトップに出て、町を見下ろします。
いろとりどりの電飾が煌めき、異世界のよう。
インドの電飾の独特な色使いも、異世界感をさらに高めています。
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そして町のそこらじゅうから、花火が打ち上がります。
360°、上も下も目線の高さも打ち上げ花火に囲まれ、すぐ横に火の粉が落ちてきてヒヤリとする。
ちょっと、訳がわからない状況です。
ここは現実なのか、夢の中なのか。
むしろ、夢の中だよ、と言われた方が納得感がある。
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子供の頃、毎年家族に連れて行ってもらっていた夢と魔法の王国で打ち上がっていた花火を思い出します。
でも、ここで体験しているのは本物。
そっか、この世界そのものが、夢と魔法の世界だったんだな。
イマジネーションの世界。
本当は、ここが。
だから、想像したこと、やってみたらいいんだ。
実現可能。
そんな風に思えたのでした。
ディワリの夜のルーフトップより。
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