【3分間読書】考具(加藤昌治)
こんにちは、miiです。
読んだ本の内容をnoteを通じてアウトプットしていきたいと思っています。
3分間(2,000文字前後)で本の内容と感想をまとめて、今後のアクションを共有していきます。
今回は4月・5月・6月のテーマである「アイデア・企画」の読書本、
第二弾になります。第一弾は下記になります。
1. 読みたいと思ったきっかけ
ここ数か月に掲げているテーマ「企画・アイデア」に則って選択。
おすすめされている多くの本の中でも、より具体的な方法をまとめている本だと感じたため、実践を視野に購入しました。
2. 本書の概要
本書の内容であるアイデアや企画を生み出していくための具体的な方法を「考具」としてそれぞれ使う場面ごとに紹介をしている。
企画を考えるまでの順番に沿ってエッセンスをまとめていく。
①アイデアを生み出すために「必要な情報」を集める方法
情報は日常的に情報収集を行う「一般的資料」と課題に対して集中的に情報収集を行う「特殊資料」の2つに大別することができ、それぞれの情報を集めるための考具が紹介されている。
②情報をベースにアイデアを展開させる方法
アイデアを生むために特に重要なポイントは、
①普段からアイデアのネタ素をいろいろため込んでおくこと
②ため込んだ中から、使えそうなネタ素・情報を引っ張り出すこと
ここでは②の「情報を引っ張り出す」ことを中心とした考具を紹介している。
この段階ではとにかく情報を引っ張り出し、アイデアを生み出していくことが重要で、どんなにくだらないこと・非現実的な事でも書き留めておく。
③アイデアを企画に昇華させるための方法
この段階では特にお気に入りのアイデアを中心に他のアイデアと組み合わせるなどして、企画として実現可能なものにしていく。
そして、アイデアを企画として落とし込むための考具として「5W1H」を紹介している。マーケティングなどでその内訳を漏れなく正確に把握したり情報を整理する場合によく使われるフォーマットであるが、ここではアイデアを整理し実現可能なものとして肉付けし昇華させるために用いている。
また、その企画の内容を正確かつ容易に伝えるために重要な事として、
「タイトル」と「ビジュアライズ」を紹介している。
ビジュアライズについてはその企画が具体的な絵としてイメージできるまでとにかく丁寧に細かく想像するというもの。
これまで企画を考える際にそこまでできていなかった部分も多いと感じた。
3. 本の感想と今後のアクション
最近、色々な先輩方のアイデアについての記事を読んでいるが考え方や発想法は人によって細かく異なると思っている。
今回の本はその発想法を少し抽象的に、けれど誰でも使えるような「考具」として紹介してくれているため、まさにマニュアル本だと感じた。
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