垂れ乳よ、さようなら
最近気づいてしまった私の身体的特徴、「垂れ乳(笑)」。
以前から、「中途半端なところに存在しているな」、「定位置もっと上じゃない?」とは思っていたけれど、これが垂れているからだったと気づいて一瞬凍る。
頭の中で「はぁ、私も老いてきたのね…。」と年齢のせいにしようとする声が聞こえてくる。と同時に、「いや、変わりたい(だって、その方が魅力的だもの!)」という声も聞こえてくる。
(どちらかというと老いを否定するよりは、受け入れて仲良くしていきたいと思っている私ではあるが、年齢のせいにして諦めるのもこれまた違うかなと思うのである。)
後者を採用しようと決めるのだが、「実際、どうやって変えられるんだ?」、「本当に今さら変えられるのか?」とその声は大きくなる。
一旦忘れて日が経ったある日、SNSで大好きな海外モデルの姿が流れてきて、ふと思う。「モデルって体型でいうと遠い存在だよな。はて、この人たちと私、何が違うんだろうか?」。
試しに「もし、私がモデルだったら?」と想像して、動いてみる。すると、自分が今より胸を張っていることに気づく。「あぁ、モデルって確かに胸を張っているな。ふむふむ。」(←気付きその1)
そんなことに気づいて、上半身に注目しながら再度モデルの写真を見てみると、彼女の肩の位置が私と違うことにも気づく。
私はどちらかというと、腕が体の前の方についている巻き肩タイプだが、彼女たちの場合、より背中の方に肩がある(肩幅が広いというか胸が開いている)。(←気付きその2)
「はー、なるほど。姿勢が違うわけね。」もちろん、それだけではないのだけれど、姿勢の改善くらいなら苦ではないし、自分も取り入れてみたいと思えた。
つまり、世にいう肩甲骨はがしをやったらいいわけだな。
試しに、実際に鏡の前でやってみて頂くと、胸が上向くのがわかるだろう。劇的な変化とは言わないが、巻き肩の時よりはいい感じだ。
胸を張ろうとすると、その姿勢を維持するために、普段は使っていない筋肉を使ったり、縮んでいた部分を伸ばさなければならなくて、最初はきついかもしれない。
とはいえ、これはやる価値があると思った。なんでって、気持ちが良い!
垂れ乳云々より、ずっと悩まされてきた肩こりに効いている。
歯の矯正のように、毎日少しずつ圧を加えて、いつか変わればいいくらいに考えていれば、プレッシャーを感じることなく、ゆるく続けられるかなと思っている。
ストレッチをするだけで体が変わると聞いて、「そんなことあるかい。きつい筋トレもしないとダメでしょ、どーせ。」と思っている自分がいたけれど、「本当だったんだ、だったら私も変われる」そんな明るい未来を見せてくれた一連の出来事だった。
垂れ乳よ、ありがとう。おかげで、なんだかものすごくたくさんの気づきと良質な情報がやってきたぞ。
垂れ乳、肩こり、ぽっちゃり体型に悩んでいる人がいたら、「肩甲骨はがし」にトライしてみるのはいかがだろう。
例えばこんな感じの↓
やり方は自分が一番いい感じ〜と思うものを、YouTube動画などを参考にしながら、取り入れていくのがいいのではないかと思う。何事も楽しくやれるに越したことはないもの。
乳も心も上向くとなんと気持ちが良いのだろう。
マーベラス・ミセス・メイゼルのミッジとスージーのごとく"Tits up!(胸を張って!)"の精神で、人生という舞台の上を美しく軽やかに、踊り続けようではないか。
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