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自己肯定感が上がらない理由。自分を無視し続けていたから。
常々、自己肯定感を持つことに抵抗があった。
自己肯定感を高めることが大切だということは、いろんなところで見聞きするけれど、そんな簡単に高められず、難しく、苦しかった。
最近、「自己一致」というものを勉強したことで、自己肯定感より先に、自己一致が必要だと気づいた。
私は今までずっと、自己一致していなかったのだ。
これは得意だけどこれは苦手とか。
こんな時こう考える癖があるとか。
どうしても受け入れられないことがあるとか。
自分のネガティブな要素は全て敵だった。
努力でなんとか改善しなければならないと強く思い、自分で自分を苦しめていた。
例えば、本来の自分は人と関わることが苦手だとする。
でも、それではいけないと思い、自分のコミニケーション能力の低さを責め、コミニケーション能力を高くしようと必死になる。
これは、自己一致していない。
苦手なものに向き合う姿は評価されるかもしれないけれど、当の本人にとっては、いつまでも苦手は苦手なのだ。
その結果、克服できない自分をまた責める。
よって自己肯定感は上がらない。
本人としては、それを乗り越えられなければ、自分を認められない。
でも、そうじゃなかった。
苦手なことは苦手なこととして、まずそれが自分だということ。
それを改善しようと無理に頑張らなくてもいい。
そんな自分なんだと理解して、苦手なことをなんとか乗り越えるだけで(避けてもよし)それができたらヨシヨシと褒めてあげればいい。
自分の苦手を根本から変えようとしなくても良い。
改善しなくては!と思って自分の気持ちに無視をし続けたところで自己一致はしないし、自己肯定感も上がらない。
自分を一番否定しているのは自分だった。
まず、全ての自分を知る。
そして良いところも悪いところも認める。
全ての自分を無視しないこと。
"これが自分"を正しく知ること。
その土台があってこその自己肯定感なんだろうな。
分かっていたようで分かっていなかったことに気が付けた。
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