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寝る前の習慣に。


気付けば毎日が刻々と過ぎていく感覚。
子どもを寝かしつけ、一日の子どもと過ごした時間を振り返りくすりと笑ったり後悔したり、仕事の疲労感と残った家事と明日の予定をと思考を巡らせつつ。だらだらとスマホを手にしてしまい目も脳も酷使して悪循環から抜け出せず。東洋医学的に目を酷使することは「肝」を痛めること。そしてイライラと張り詰めたわたしの悪循環の要因。

そんな中で意識して取り入れ始めた、寝る前のリセットタイム。暦やその日の言葉を眺めてときどき唱えている。

1冊目は以前noteに書いた「魂のこよみ」
大きな意味での身土不二。生まれた土地と、体も精神も切り離せないものだと。どんなに異常気象だ温暖化だと現代の自然が変わったように思っても、自然は強く昔と変わらない。気候や緑や虫や生きものたちは季節に合わせて必ず移り変わっていく。それに合わせて人も変化していくことができるのだと。ルドルフ・シュタイナーの魂のこよみはそんなことにも気付かせてくれる。

2冊目は「心がバテない食薬習慣
親より勧められて贈られた一冊。とにかく読みやすい!今月は〜という季節と体の傾向のざっくりとした話を読む。そして1週間単位でこんな気候で、社会的にもこんなことがあるはず、体やこころの動きはこんなことがあるかも。と、東洋医学的な視点だけでなく、現代的な栄養面の話にも読み応えを感じる。と言いつつ、難しい栄養の話は苦手なのでさらっと。何より、手に取りやすい身近な食材を紹介してくれるので実践に活かしやすい!

3冊目は「常岡一郎一日一言
「自然療法」の東城百合子先生が慕っていたと聞き、常岡一郎先生の言葉を学びたく読み始めた。一日一文に込められた学び。不勉強極まりなく恥ずかしいけれど学び働くことが必要だと、これから自分がどんな心持ちで生きるのか、背筋が伸びる一冊。
編集後記に、本文には掲載できなかったけれど心に留めておきたい言葉と紹介された文をここに載せておきたい。

機嫌のよい心には弾力がある。機嫌のよい時には、おい、隣村まで行ってくれないかといわれても、よしとすぐ引き受け、すぐ走り出せる。機嫌の悪い時は、なにもかもおっくうになり、重苦しく感じる。
すべての人間はいつでも、どこでも自分の心の責任者である。心に明るさをたたえた機嫌のよさを失ってはならない。これを失えば人生の旅はすぐ疲れる。それが不幸や病いの原因となる

「常岡一郎一日一言、編集後記より」


もうすぐ3歳になる子に振り回されるように感じて自分の毎日を嘆くよりできることをと。1週間のうちで、何日か手に取れればいいかなくらいの緩い気持ちで。すっかり何週間かサボるときもありつつ。寝る前の習慣を続けている。

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