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スイッチが切り替わる
冷蔵庫に入っているキムチ、
もう賞味期限が切れそうな感じである。
このままだと、期限が過ぎ、成仏できなそうなので、近いうちに豚キムチかキムチチャーハンで、
最後にパァーと華を咲かせよう。
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今日、帰りの電車で友達に似てる人を見かけた。
地元の友達なので、こんなところには絶対いないから本人ではないのだが、しばらく会っていないので、その人を見て、とても懐かしく思った。
その友達のことを考えていたら、
過去の面白いエピソードを思い出してしまった。
彼女が勤め始めたばかりの会社に嫌いなヤツがいると言い出した。
話を聞くと、傲慢でいつも無理難題を押しつけ、
肝心な時にはいつもいなくなり、大変な思いをしていると言っていた。
彼女の顔を見ると、ホントに心底イヤな顔をしているから、相当嫌いなんだろうと推察できる。
ストレスが溜まっているのか、彼女と会うたびにそのイヤなヤツの悪口を毎回聞かされていた。
しばらく経ってから、そのイヤなヤツと一緒に出張に行くことになったらしい。
なんとか、回避できないか上司に掛け合ったりしたらしいが、向こうからの指名だということが判明した。
そこまでの話を聞いて、わたしは何となくピンときてしまった。
彼女にはそのことを伝えず、
数日後に会った時に彼女から、
『実は...好きになりました』
と言われた。
俗に言う、
好きと嫌いは表裏一体という現象です。
彼はきっと彼女のことが気になる存在だったんだと思う。
だから、いろいろ彼女に不器用ながらも押しにいってたんだと思われる。
彼女も段々押されて押されて、
ある日、突然スイッチが切り替わって、
『嫌い→好き』
になっていったんだと想像できた。
全くの無関心ならそうはならないが、
実は嫌い嫌いと思っていること自体、
既に相手のことが少なからず気になっているっていうことだよね。
こうも見事にスイッチが切り替わる瞬間を目撃してしまい、人ってホント面白くて不思議。
逆に
『好き→嫌い』
になるパターンも稀にあるよね。
あれ?女子だけかなぁ。
おしまい。
※今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
<今日のうた>
あまりにもギターが好きすぎて、
木からギターを作っちゃうらしい。
もはや、理解を軽く超えた存在。
ギブソンさんですか?
斉藤和義「ずっと好きだった」