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トラブルに自ら身を投じること

久しぶりの青空。

ここぞとばかりに洗濯機をガラガラ回した。

ふわんふわんになったバスタオルやシーツはやっぱり気持ちがいい。

洗濯機を回しながら、テレビを何気なく見ていたら、ワイドショーのゲストコメンテーターとして古舘伊知郎さんが出ていた。

古舘伊知郎さんといえば、
歯に衣着せぬ物言いで有名である。

来月に自身の舞台を無観客で生配信すると言っていた。

従来はお客さんのリアクションを見ながら、
得意とするマシンガントークを披露していたが、
今回は初めて無観客でやらなきゃいけないことに不安や焦りよりも、どうなってしまうのか今からワクワクしてると、やる気に満ちていた。

そんな様子をテレビ越しに見ていて、思ったのは、この人もピンチや修羅場が起きたときに焦りよりもこの難局をどう乗りきってやろうかとワクワク感や興奮に似たニヤニヤしたものを持っている人なんだなぁと思った。

きっと、この舞台は成功するんだろうと思う。

ヤバい状況や修羅場、トラブルに身を投じることができる人は結果的にいい方向にいく。
絶体絶命な状況になると、寧ろ本来以上の力を発揮することができることを知っている人なんだと思う。

しかし、古舘伊知郎さんのような物凄いベテランな方でも、今もなお、それを楽しんでいるということに驚いたのと、今の立場に胡座をかかずに常に成長を目指す姿に本物の一流な人の姿を見た。

なんだか、安全なところにいるわたしはまだまだだなぁと思う。

特殊な環境に身を投じることで才能は生まれる。

その事をハッとするほど痛感した瞬間だった。

おしまい。
※今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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