どんなに心が荒れていても
photo by 薄氷
友達の結婚、出産、おめでたい報告をいただいた時。
自分がどんな状況であろうと
どんなに辛い事情があろうと
とにかく一言目に
『おめでとう』が言える人間でありたいなぁ。
私が再婚する時、妊娠した時
ふたりの親友が
『おめでとう』と言ってくれなかった。
ひとりは
あなたは離婚したばかりで貯金もないのに無計画に子供を産んでどうするつもりだ、と詰め寄った。それはもっともな意見だと思うけども。
もうひとりは、そんな相手がいるなんて知らされていなかった!聞いてない!と怒ってしまった。
結局その人たちはことあるごとに揉めて、今はもう縁が切れてしまったり、私のこころが離れてしまった。
つまるところ、そういうことなのだと思う。
友人として、素直におめでとうと言えない相手は、関係を見直すべきなのだろう。
そして、おめでとうと一言目に言ってくれない友達には、違和感を感じるべきなのだ。
もちろん、事情はそれぞれだし
一概には言えないけれど
私の場合は、たしかに複雑な状況ではあったけど、だからこそ泣いて喜んでくれる人、安心したと言ってくれる人が多かったので…
(波瀾万丈な離婚、再婚の詳細は、りんかくのなぞり方①、② 参照)
不思議と、そうやって、妊娠している期間
おもしろいように人間関係が変化していった。
わたしは何もしていないのに、次々と人生のステージが変わり、舞台のセットが組み変えられるような感覚で、人間関係が整頓された。
次なすべきことをきっちり見据えれるように、なんだか視界が広くなったなぁ、なんて思っていた。
妊娠だけじゃなくて
そういう時期ってあるのだろうな
属性みたいなもので、繋がっていた人は
そういう時に離れていくのだろうな
人生の転機に、心を沿わせることができない相手とは、距離を置いてよし!
と、学んだのでした。
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