250社以上の採用をハンズオンでやり尽くしてきた私たちの採用と組織づくり
採用やキャリアについて考えることが大好きな森数美保です!
🕊 Twitter: @MihoMorikazu
毎週2-3本ずつコツコツ発信し続けてきたぐんぐん採用ができるようになるnoteも今年ラストです🎄
本マガジンでは、累計250社以上の採用をまるっと設計/運用してきた結果に基づき、採用に関するファクトやTipsについて投稿してきました。
今回は、「キャスターの採用や組織づくりはどうなってるの?」という声にお応えして、CASTER BIZ recruitingの採用や組織づくりについて書きたいと思います。
こんな人に読んでもらえたら嬉しい🌸
- 求人媒体依存型の採用につかれちゃった人
- 求人媒体に出してるけど応募が集まらなくて悩んでいる人
- 組織活性について悩んでいる人
リモート特有の組織づくりについては、前回のnoteで書いたので読んでもらえたら嬉しいです!
現在進行中の採用アドベントカレンダーで、採用に関わる素敵な皆さんが発信してくださってますので是非こちらも🎄✨
まずは採用について。
みなさんは、「採用するぞ!」となったらまず何をしますか?
求人を出す媒体を検討したり、人材紹介会社に声をかけたり。
でも、1番いいのは、
"募集しなくても良い人が集まり続ける状態" だと思いませんか?
緩やかな好意をもつ人を増やす
募集しなくても人が集まり続ける組織になるためには、採用する時に慌てて求人募集を出すのではなく、緩やかな好意をもつ人を増やす努力を怠らないことが大切です。これは、弊社COOの石倉ボスが以前から提唱している内容です。
「緩やかな好意をもつ人を増やす」というのは、「雰囲気がよさそうな会社だな」とか「なんか気になるな」と思ってもらえる状態を作っておくことを指します。目や耳に触れる頻度を増やし、好意をもってもらうことで「機会があればキャスターで働いてみたい」と思ってもらえてたら最高!!と思ってやってます。
どうやって実現しているのか
キャスターでは、「Twitterが支社」と言われるくらいTwitterユーザーが多いです。社内の雑談と同じような感じでTwitterで会話しているので、雰囲気が伝わりやすいのではないかと思います。
noteの発信も継続的に続けていて、「 "採用" に関わるキーワードで検索したら、よくCASTER BIZ recruitingの記事がでてくる」という状態を目指しています。テクニカルな発信だけではなく、メンバー紹介noteを定期的に発信することで、身近に感じやすい雰囲気づくりも意識しています。
* * *
SNSの継続ポイントは、強制しないことです。
Twitterもnoteも全て任意で、厳格なルールは特に設けていません。楽しんで続けられることが1番!だからこそ、自然体で伝わりやすいのかもしれません。
発信をあちこちで見かける状態をつくれていると、
スカウトメールを受け取った時に「なんかこの会社の名前知ってる!」
エージェントから紹介された時に「あの記事で見たことがある会社だ!」
となって、求職者の行動がポジティブになります。
ちなみに私は、石倉さんのTwitterDM(Twitterナンパと呼んでますw)がきっかけで入社しました。
石倉さんとのTwitterDM量が多すぎて、ここまで遡るのに20分かかった…。年内ラストnoteなのでがんばってたどり着きました🎉 笑 (ちなみに「濱口」は私の本名。Misocaは当時勤めていた会社です)
いきなりこんなDMがきたら反応はしないですが笑、ツイートやnoteなどの発信から、考えていることや価値観を知っている状態でスタートすると、反応は劇的に変わります。
ここから具体的に話が進んだ場合、転職活動で受けているうちの1社ではなく "唯一の会社" になりますし、入社してからのギャップも起こりにくいと感じてます。
求人媒体依存型から脱却する必要性
昔の就職(転職)活動は、相対取引(*自分で相手を探し個別に条件交渉をして取引をする方法)でした。親戚や知り合い、学校の先生など、個別のコネクションを通してマッチングする形がそれにあたります。
今は、ネットで簡単に多くの情報が集まり、遠隔地への応募も簡単にできるようになりました。これが就職(転職)活動の市場化です。
市場化したことにより、企業は応募を集めやすくなり、候補者は応募しやすくなりました。場所に関係なく取得できる情報が増したのはいいことですが、"選択肢が増えすぎた上に不確実性も増して選べない"という問題が発生しています。
優秀な人材は「転職市場に出てこない」を実感している方は少なくないと思います。これは、転職(就職)活動が市場取引から相対取引に戻っているからなんです。
用意された市場で勝負するのではなく、相対取引の中で採用成功できるようにしていく必要があります。求人媒体依存型からの脱却です。
CASTER BIZ recruitingでは、TwitterなどSNS起点での採用がとても多いのですが、緩やかな好意を持っている人へのアプローチだからこその結果だと考えています。
「うちの会社は知名度がないし…」と思っている方もいるかもしれません。弊社はまだ7期目の無名企業です。知名度がなくても、「この会社知ってる!」という状況を作りだすことはできるんです。
伝える努力をしないと、伝え続けないと伝わらないですよね。
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次に、「変わってるけど合理的!」と言われることが多い"一緒に働く人に対する考え方" についてご紹介します。
働きたい人と働くことを最優先に考える
CASTER BIZ recruitingでは、働きたい人と働くことを最優先に考えています。そのため、いろんな契約形態の人が存在します。
「業務委託契約だからやる仕事」なんてないですし、「社員だからつける役割」みたいなものも存在しません。よくある「業務委託の人用にタスクを作る仕事」の時間は、プロジェクトを前に進める時間に使った方が絶対にいいし、その方がパフォーマンスを最大化できるはずだと考えています。
実際、組織の中心メンバーとして活躍してくれてる業務委託メンバーはたくさんいます。もはや誰も雇用形態を気にしてないレベル!
プロとして、みんなが結果に向かってパフォーマンスするために必要なチームの在り方が最適解。わたしたちはそう信じてワンチームで仕事してます。
フルリモートという働き方で、エリアによる縛りをなくすだけではなく、契約形態や働く時間による縛りを開放することで、より良い人と働けるチャンスは広がります。
フルタイムで働けるそこそこの人より、短い時間でもパフォーマンスが高い人がいいし、オフィスに通える範囲に住んでいるそこそこの人より、遠い場所にいても優秀な人と働ける方がいいと思いませんか?
"従前の当たり前" を疑ってみるのがいいのではないでしょうか。
後半は、組織づくりについてです。
離職を恐れない!個人が強くなると組織も強くなる
組織設計をする上で、働くメンバーのキャリア価値をあげることを重視しています。
労働集約型ビジネスですので、「生産性」は重要です。徹底的に分業して、皆がそれだけをやれば生産性はあがります。
でも、「個々人の採用に関するキャリア」という点においては、良いことだと思えなかったんです。そのため、私が責任者に就任してから、役割の種類を増やしました。
「各業界ごとの専任チームがあるのですか?」と聞かれることがあるのですが、メンバーのキャリア範囲を限定してしまうため敢えて作っていません。また、各役割を自由に行き来できるような組織にしています。
この他にも、マーケ/セールス/営業アシスタント/教育/採用/リーダーなどが役割としてあるのですが、兼務メンバーで構成されてます。
「やりたい!」と手をあげてくれる人が多いことも自慢です…笑
2020年5月に立ち上げたスタートアップ専門エージェントApplyや株式会社GOとの共同事業 THE VISIONARY TEAMS。いずれも、事業部ビジョンをベースに始めたものではありますが、メンバーのキャリア選択肢を増やすことにも一役買っています。
* * *
組織づくりの上で私が意識していること
- メンバーがどこでも通用するようなキャリアをつくる
- CASTER BIZ recruiting出身なら優秀だね!と言われる組織になる
「力をつけたメンバーがどんどん転職してしまうのではないか」と心配する人もいると思います。そこは、事業運営側の努力次第だと考えています。
人材が流出しないように囲い込むのではなく、個々人のキャリアを伸ばすことにフォーカスすることで、組織も強くなるはずです。
強くなった個人に選んでもらえるよう、企業は努力し続けるのです。
今後は、「働きがい×働きやすさ」のバランスを大切に組織設計していきたいと考えています。この冬の研究テーマです。笑
最後に
この1年関わってくださったクライアントの皆様ありがとうございました💐
サービスはまだまだ磨くべきところがあります。
皆さんの愛とフィードバックのおかげで進化していけていると強く思ってます。ありがとうございます。
これからも強いチームづくりに関わらせてください!
キャスターメンバーのみんなにもお礼が言いたいです。
CASTER BIZ recruitingを選んで、一緒に前へ進んでくれてありがとう。
2年以上ここにいますが、毎日みんなのマインドの良さやプロフェッショナルな仕事ぶりに感動しています。市場に評価されてなんぼ!だけど、みんなのためにも頑張りたいと思える環境、本当にありがたいです。
みんな、大好きや!!!
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「採用も当然のようにプロに頼むべきという世の中にしたい」
2020年はこの一心で走ってきました。夢の実現に向けては道半ばです。
わたし自身、事業会社で人事をしていた時、「採用で手放せるものは少ない」と思っていたので、外部パートナーと組むという選択肢が考えにくいことはよくわかります。しかも、私たちは出社しないオンライン人事です。
でも、私たちがこの形にこだわって結果を出し続けることで、少しずつでも「採用も当然のようにプロに頼むべきという世の中」に近づけたらいいなぁと思っています。
本当の最後
CASTER BIZ recruitingは、採用オペレーションを運用するだけではなく、採用を科学し、セオリーに基づいて結果を出し続ける採用プロ集団です。
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