お金と引き寄せの法則と翻訳
本田健さんが訳した『お金と引き寄せの法則』を読んだ。
前の『引き寄せの法則』よりもずっと分かりやすくて、自然に入ってくる。
きっと今回は。より読み手の側に立ち、訳したんだろうなっていうのが分かる。
翻訳って、著者の意図と読者の思いの間でどこに支点をおくか、訳者はずっと模索し続ける作業。
ゴールはアイデアの共有。分かりにくいものを分かりにくいまま訳すのか、噛み砕いて分かりやすくするのか。
訳者の個性や決意はそこに出る。
著作という芸術作品を訳す翻訳もやはり芸術だ。
心の動きが生み出す目に見えないエネルギーを五感で感じられるようにするもの。それが芸術。
この本、おすすめですよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?