家庭料理のおはなし その14:食材がおいしくなる「理由」がわかる法則は・・・
こんにちは。
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。
11月最後の週末、今日はお天気が良くてほっとしましたね。
とはいえ、今日は終日家にこもって、やるべきことをやりつつ過ごしました。
昨日は、私の娘と言ってもおかしくない、年若いお嬢さんと仕事の打ち合わせ。
その時に、仕事外の話もしていたら・・・
「料理が上手くなりたいんです」とひとこと。
いやいや、お魚も捌くのに、どうして? と聞くと・・・
昨日気づいた、みなさんが持つ料理の「お悩み」についてが今日のおはなしです。
やり方がわからない、のはどうして?
昨日打ち合わせした彼女は、以前、私に料理講座の講師を依頼してくださった会社の方。
料理教室の時に私が作った料理を食べて、心底びっくりしたそうです。
その講座、最初は作る料理も打ち合わせで決めていて、調味料類があるかどうか、食材は、などなど準備万端で会場に行ったのですが・・・
いざ始まると、思ったよりも食材が多かったり少なかったり・・・
ということで、急遽、その場にある同じ調味料類の合わせる割合を素材によって変え、調理を変え・・・
同じ調味料だったのに味が全部違う!
ご参加者が祭りのように大騒ぎ、だった現場に彼女もいたのです。
もちろん味わってもいて「それがもうびっくりで・・・」と。
そして、質問が・・・
「何で同じ調味料なのに、出来上がったお料理の味が全部違って、そしてあんなにおいしいんですか?」
とってもストレートな質問に、こちらの方が面食らうやら照れるやら・・・
その時のお料理がこの3種。
お魚2種となすのお料理。
これ、全て同じ調味料で味付け。
それでぜーんぶ、全く違う味になるのは私にとっては当たり前、だったのですが、衝撃だったのだそうです。
ちなみに使ったのは、オリーブオイル、バルサミコにしょうゆ、そして塩とこしょうだけ。
全てナチュラルな原材料でつくられたものばかり、です。
調味料は、素材の味をおおうのではなく、引き出すもの
彼女にとっては、味付けのイメージは「その調味料の味で料理をおおうこと」だったのでしょう。
でも、私がいつも料理で調味料を使うたびに感じるのは「良い調味料は素材の味を引き出す」こと。
だから、彼女が「同じ調味料を使っているのに全部の味が違う!」と驚愕した料理を作った時も、料理をする素材のおいしさを引き出すにはどうしましょ、ということだけでした。
難しそう?
いいえ、とっても簡単なんですよ。
調味料で素材の味を引き出す方法は・・・
料理に使う素材そのままの味、例えば「丸なす」の素揚げの味を思い出し、そこにどんな比率で調味料を使えばいいのかを判断します。
その比率って黄金比率である程度決まっていて、それさえ知っていればあとは微調整するだけなんです。
味付けにも全て理由があって、その理由さえ知っていれば本当に簡単。
それをお教えしているのが、私のオリジナルメソッドなんです。
だからはっきり言えます。
1:良い調味料は料理の味を支配するのではなく、料理に使われる素材の味を引き出してくれる
2:素材のこと、味わい、知ること:知識を持つこと:がおいしい料理を作れるようになる第一歩
3:素材の味がわかれば、調味料の使い方、味付けの黄金比率が当てはめられ、当てはめた上で法則に乗っ取って微調整だけでおいしい料理が作れる
おいしい料理を作れるのは「偶然」や「なんとなく」でも、「特殊能力」ではなく、ちゃんと「理由:わけ」があって、その「理由」がわかって、その知識を使えば誰でも簡単に作れるようになります😍
そのメソッドを使って今日も・・・
あっという間に作れて華やかな食卓、でしあわせな時間😀
難しい、満足度が低い、敬遠されがちなお魚料理も、野菜たっぷりのおかずもこの通り、すべての料理を合わせて30分足らずで出来上がるのです😍
メソッドに裏付けされた「正しい手抜き」を身につければ、おいしくてバランスの良い、私のように身体が化学物質に対して過敏であっても安心して食べられる食事が思いのままに作れるように✨
食材のことを知ること、料理がおいしくなる「理由」がわかれば実はシンプルなことなんだって、ストン、と理解できるんですよ😍
私のオリジナルメソッドにご興味のある方は・・・
また、ご受講の前に1時間、無料でオンライン相談も受けられます。
疑問質問その他、無料オンライン相談でお気軽にしてくださいね!!