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黄ばんだ古本

今一人暮らしの私が
家にいる時の自由時間の大半は

編み物をしているか
本を読んでいるか
寝ているか
の三択

(あ、最近は
雪がどんどん降り積もって
「雪かき作業」というのも加わりました)

その中の
「読書」ですが
ずっとネットの評価や誰かの書評を読んで
買った本を読んでいました
そして「山霧 毛利元就の妻」(永井路子著)
という時代物を久しぶりに読んだのですが
やっぱり私は時代小説(江戸時代以前を扱ったもの)
の小説が好きなんだと改めて思いました
池波正太郎や藤沢周平、平岩弓枝
宮部みゆき、高田郁、畠中恵・・・・
皆さんの小説が大好きです

そしてなんとなく
自分の部屋の本棚を奥まで久しぶりに探してみたら

ありましたありました
高校生の頃に買って読みまくっていた
司馬遼太郎がザクザク

こんなものまで
お嫁に来るときに持って来ていたのか(苦笑)

赤川次郎もたくさん持っていたはずなのに
その他たくさん持っていたはずなのに
それらは処分してしまったのか
全然なくて(記憶もない)

父の影響で高校の頃
一時期時代物にはまり
退屈な教科の授業中はずっと本を読んでいました
ほとんど司馬遼太郎です

昔の単行本って字が異様に小さいですよね
でもまあ、買うより節約かな、なんて思って
読み始めてみました
高校の時から38年⁉ぶり
全く筋を覚えておらずかなり新鮮な感じ
よし読んでみようと思った本が何冊も

しかし
その本が全部すっかり黄ばんでしまっているのですよ

しかも寝そべって読んでいたら
ページがパクっと開いてしまいました!
ああ、ごめんなさい、って感じです

何十年も本棚に並んでいたのですから
当然日焼けしますよね

字も小さいし
日焼けして黄ばんでるし
なんて思いながら読みだしたら

これが面白くて止まらないんです

やっぱり司馬遼太郎は面白かったんだなあと
40年近く経って改めて思ったのです

しばらく黄ばんだ司馬遼太郎ワールドに
どっぷり浸かることにします



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