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土鍋でカレーって、できるの?

三保原屋本店は静岡の家庭用品専門店。創業は1687年といわれています。

以前、長谷園さんと一緒にやった、イベントで実演した土鍋カレー。
店頭で接客するときもビックリしていただけるので、noteにもまとめておきました。

※土鍋は、ある程度は適当につくっても、勝手に美味しくなる道具。レシピとして書くと、正確な分量などが気になって、逆にハードルが上がってしまう方もいらっしゃるかなと思い、ラフに書いてみます。


道具について

今回は空焚き対応の長谷園『ビストロ蒸し鍋』を使っています。
空焚きについては、以下のnoteにまとめています。

今回も、みじん切りも、千切りもなく・・。
ただただ、食材を切って入れるだけという素晴らしい内容。
シンプルに土鍋が好きです。

ルーを入れる前

今回は無水カレーです。

①玉ねぎを炒める

オリーブオイルをひいて、玉ねぎを炒めます。

最初に中火で、土鍋があたたまったら、ちょっとだけ弱めの火にする。
(焦げそうだな―って感じになるので。)

温度が足りないなと感じたら、少し火力をあげるなど調整をしてみてください。

②フタをして、湯気を見る

ここからが長谷園の竹村さんのおっしゃる「湯気との対話」です。
穴からシューッと、5~10センチくらい勢いよっく湯気が出たら
『一回、玉ねぎをかき回して!』
と土鍋が言っているそうです。

③何回か繰り返す

上記の工程を何回か繰り返します。
玉ねぎがいい感じの色になってきました。

玉ねぎを炒めてからスタートする料理って、かなり多いはず。。
その意味では、多くの料理を土鍋で行うことができます。

④トマト投入

今回は無水調理ですが、水分の多い野菜が多く入ります。
湯むきせずに(あとで皮をとる)入れました。

土鍋の良いところは、あたたまるのに時間はかかりますが・・。
一度温まれば、食材が入っても極端には土鍋の温度が落ちないこと。
セロリを投入します。

焦げないように様子をみながら、トマトも崩す。

ニンジンや、キノコ類も入れました。
ここでは、様子を見て、最後にお肉を入れています。

ルーを入れる

⑤ルーを入れる

トロミを付けるためにカレールーをいれますが、通常の半分くらいでも十分に味がつきます。
(無水調理なので、既に味が濃いです。)

いつも思いますが・・・。
ここで
カレーのルーをいれれば、カレーに。
シチューのルーをいれれば、シチューに。
違う味付けをすれば、違うものになるな・・。と思います。
(汎用性が高いってことですね。)

⑥なんとなく水分を飛ばして

できあがりました。
実演時も、お子さんに人気でした。

材料

一応、記載しますが、使ったのは
・たまねぎ
・セロリ(大切!)
・にんじん
・トマト(大)
・しめじ
・クミンシード
・カレールー
など、水分の多くでる野菜を使いました。
※メニューを提供いただいた長谷園さん、ありがとうございました!

匂いがつく??

直後にお米を炊けば、少しは匂いがわかるかもしれません。

私は全然気にならなかったのですが・・。
一回、普通の鍋をしていただいたりすれば、言うほどカレーの匂いはつかなくなると思います。


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