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マネジメント志向が低い私がIVRyでPOにチャレンジした理由

はじめに

みなさんこんにちは!
IVRyでSalesOpsをやっている社員番号82番のnishinamiです。

本記事は 株式会社IVRy 白組 Advent Calendar 2024 の12日目の記事として記載しています。昨日の白組はキックさんの「チンチロに勝ったらAI FAXが完成した話という記事でした。明日は、エンジニアリングマネージャー米元さんの記事が公開されます!
IVRyのAdvent Calendarは紅白対抗で記事の合計PV数を競っております!私は白組です。なので白組の記事をとにかく読んでいただきたいところではありますが、紅組もとても魅力的な記事ばかりです。なお本日の紅組記事はTERUさんの「展示会で誰でも即戦力になれるチームビルディング」です。ぜひ両方とも読んでみてください!

このブログではマネジメントキャリアを避けていた私が、IVRyのPO(プロジェクトオーナー)にチャレンジするに至った心境の変化を綴りたいと思います。
ちなみに、IVRyはプロジェクト制・サークル制という組織設計になっており、POはそのプロジェクトの成果創出に責任を持つ役割で、メンバー個人のキャリア育成や評価への直接的な関わりはありませんが、それを除けばマネジメントにかなり近い役割です。
IVRyでのPOの役割やマネジメントにご興味がある方、私と同様にマネジメントにチャレンジしてみるか悩んでいる方がいらっしゃったらぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

なお、プロジェクト制・サークル制について気になる方はこちらもぜひご一読ください。


入社して半年間のわたし

Work is Funな日常

私は2024年4月にIVRyに入社しました。(入社エントリーはこちら
入社後の役割はSalesOpsメンバーとして、某飲食店のフランチャイズ店舗に一括導入いただくためのオペレーション設計や推進を行ったり、SalesForceの導入・改修・定着推進を行ったりと、Sales POやメンバーを中心に意見を交わしながら業務を遂行していました。
現場との密なつながりを感じながら推進していく仕事は自分的にめちゃくちゃ楽しく、これがやりたかったんだよな〜とアドレナリンどばどばの日々を過ごしていました。

ちなみに、業務に直結しないことでも今このフェーズのIVRyだからこそ得られる経験は積極的に楽しまないと損だ!という思いからclub活動やイベント運営のサポートをしたり、代表社員選に出馬したりもしました。

無事当選して従業員代表旗LEGOもいただきました!イエーイ!

マネジメントキャリアは避ける方向で!

それなりに経験も積んできて、いい年齢にもなっている・・など総合的に考えると次のステップはマネジメントroleが順当なのだろうと思いつつ、正直そこへのモチベーションはあまり高くありませんでした。むしろちょっと避けたい気持ちがありました。
理由としては大きく2点です。

  • 現場から遠ざかりたくない

    • 前述の通り、Sales現場と密にコミュニケーションしながら推進することが楽しくて好き

    • マネジメント=Sales現場との距離が出て、手触り感のある仕事がなくなる印象

  • 意思決定しながら先陣を切るより縁の下の力持ち的な立ち位置の方が好き

    • 特に抽象度が高い物事に対して「どうするべき」を決めることが苦手

    • 先陣を切って周囲を引っ張っていくより、後ろで守りを固める役回りの方が好き

    • マネジメント=意思決定しながら先頭を走る人(つまり私の苦手フルコンボ)という印象

そんな気持ちに応えるかのように、IVRyならマネジメントroleではないキャリアアップの道があり、最高じゃん!スペシャリスト目指しちゃおうかな!などと思っておりました。

と、思いきや・・・

なんと現在、SalesOpsでPOをやっています。(あれ?)
前述の通り、IVRyでのPOはマネジメントにかなり近い役割です。
ということで、マネジメントroleを避けていた私が、IVRyのPOにはチャレンジしてみようと思った理由をお伝えしていきたいと思います!

POにチャレンジしてみた理由

理由① POはあくまで「役割」であること

IVRyのプロジェクト制は四半期単位で目的に応じたチーム作りをしていくため、POはあくまでそのプロジェクトに対する責任を持つオーナーという「役割」になります。プロジェクトとしての成果が最大化されるのであれば、自分がプレイヤーとして動くことも必要な役割であり、働く上で現場との繋がりや手触り感を大事にしたい私にとって、この動き方ができる点はとてもポジティブな要素でした。
また、従来のマネジメントroleの場合は一度そのポジションに就くとそこから脱して一推進担当者に戻りにくいイメージですが、IVRyのPOは「役割」なので、最適なプロジェクト編成の中でPOやメンバーの役割を行ったり来たりすることができる(可逆性がある)点も一度チャレンジしてみよう!とポジティブに思えた理由です。

理由② メンバーとの関係性が上司・部下ではないこと

いわゆるマネージャーとメンバーの関係性は上司・部下といったところになりますが、POとメンバーの関係性はそうではないと思っています。
プロジェクト成果を出すためにメンバーのタスク管理をしたり、レビューやアドバイスをしたり、時には強い要求をすることもあります。ですが、あくまでプロジェクト成功の責任を担う者としての立ち振る舞いであり、メンバーよりも少し経験が多いからそれができるというだけで、根本はフラットな関係性なのだと思います。
上司・部下という関係性だと、自分の背中を見せてメンバーを牽引する強いトップ像が求められるのではないか、私はそうはなれない(あまりなりたいとも思っていない)という思いがありました。
ですが、フラットな関係性であれば無理に強いトップになる必要はなく、プロジェクト成功のためにメンバーの成果創出をアシストする立場としても成り立つのではないか、それなら自分のWork is Funにもかなりフィットしそうだしやってみたいと思えました。

理由③ なんやかんやで自分の幅を広げたい

最後は結局それかい、という感じですが自分の幅を広げられるチャンスがあるなら掴みたいという気持ちが大きかったからです!
ちょうどPOになるかどうか悩んでいた頃にOpsの大先輩kuranishiさんから「とりあえず一回ここを目指してみるっていうピンを留めることも必要。それで違ったらまたピンを留め直せばいいんだよ。」と言っていただき、少しでも幅を広げてみたいという思いがあるならそれをピン留めしてみようと決意しました。
また、「苦手」だと前述した「どうするべきか意思決定すること」にきちんと向き合ってチャレンジするにはそういう環境に自分を置き経験を積んでみるのが一番で、そのチャンスがあるなら喜んで乗ってみよう!と思いました。

POになって3ヶ月目の今

入社して半年間の手放しに超楽しい!という状況と比べると、当たり前ですが悩んだり、うまくいかないなと思うことだらけです。そりゃそうだ。
一方で、新しいチャレンジなのでシンプルにワクワクもしているし、食わず嫌いせずに早く挑戦してみればよかったかも・・とさえ思っています笑
なぜなら、なってみたからこそ得られる経験や見える視界があって、面白さや興味深さがめちゃくちゃあるからです。いくつか例を挙げてみます。

  • 中長期目線を持ったissue管理・設計

    • 短期的な足元課題だけに引っ張られることなく、Xヶ月後の事業状態を想定してissueを立てていく経験と視界

    • 自分で考える難しさはあるが、これまでの現場手触り感とは違う事業を作っていく手触り感を感じられて面白い!

  • メンバーのパフォーマンス最大化

    • タスク一つを任せる場合でも、誰に任せるか、どこまで設計してどこからを任せるか、どの優先順で取り組んでもらうかなど事前に意図的に設計しておく経験(&学び)

    • 直接的な育成はしないものの、どうすればメンバーがスキルアップできるか、Work is Funできるかを考える経験

    • 自分がメンバーだった頃は任され方なんて意識したことがなかったので、任せ方にこだわるという過程が目からウロコ

ここまでの内容はマネジメントroleになると「あるある」な経験かもしれません。
ですが最後に、特に今のフェーズのIVRyだからこそ得られている経験だと思うのはValueやCultureを体現して会社を作っていくことへのコミットメントの意識です。
役割とはいえPOという立場は会社づくりの中枢により近づいているように感じますし、POの振る舞いによってメンバーの意識やモメンタムにも大きく影響すると思います。ですのでこの意識が高まるのは必然のような気もしますが、POという役割で事業作りにとどまらず会社作りへの手触り感まで感じられるとは思ってもおらず、私的には新しいワクワクの種を手に入れた気分です。
この感覚は、もしも今から数ヶ月、数年後のIVRyでPOになっていたら同じようには感じられていなかったかもしれません。そう考えると、あのタイミングでエイッとピン留めしてみたからこそ、想定していた以上の経験や成長機会を掴むことができているのかもなと、任命いただけてありがたいなと感じています!

一緒に働く仲間を募集しています!

IVRyではまだまだやれること、やりたいことがたくさんあり一緒に働く仲間を大募集中です!
前述のような会社を作っていく経験はもちろん、Sales、Engineerなどそれぞれの立場・職域で今のIVRyだからこそ経験できることがたくさんあると思います。少しでもご興味がある方はぜひお声がけください!

また、CEO奥西とCOO片岡が2024年のIVRyを振り返るウェビナーも予定されております。こちらもぜひご覧ください!


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