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珈琲のいれ方にも、その人らしさがにじみでる
前回、珈琲の詩を書きました。
以前、珈琲店の店主からコーヒーのいれ方を教えてもらう機会がありました。
珈琲の起源から、種類や収穫方法、いれ方の基本まで幅広く教えてもらいました。
同じ種類のコーヒー粉でも、ドリッパーの形や穴の数で味が変わったり、いわゆる4:6メソッドなるものを教えてもらったり…
初心者には「なるほど!」と、教えてもらう全てが新鮮でした。
店主の珈琲に対する想いや自由な発想に触れ、その味にも人柄があらわれると思いました。
教えてくださった店主は、母親の年代くらいの方でした。長年の経験や培った感覚でいれていました。
その息子さんは、いつも一定の味になるようきちんと時間、分量を測りながらいれていました。
もちろん息子さんも長年の経験や感覚もあり、どちらが良いというよりは、たどり着いたいれ方が違ったということです。
最後に、おふたりとも口を揃えてお話されたことは、基本はあるがいろいろ試してみて、自分が美味しいと感じたコーヒーが正解。
それは、喉をすーっと通っていくから分かりますと。
自分の味覚、感覚を信じて、 珈琲をいれてくださいというお話が心に残っています。
そしてドリップしているときは、夕ご飯は何にしよう?など考えず、お湯を注ぐことに集中してくださいとお話があったときは、自分の日常を思い出し、笑ってしまいました。
一緒に参加した方たちと、それぞれ自分がいれた珈琲を飲み比べてみました。
同じ豆の種類、分量など、条件は同じでも、ドリップの仕方にその人らしさが出るため、珈琲の味がみな違うことに驚きました。
それがハンドドリップの良さです。
わたしのお気に入りは「アカイア」です。
すっきりとした味で、おかわりしたくなります。