私が挑戦した保存食たち。
梅干し、らっきょうの甘酢漬け、紅生姜、生姜の甘酢漬け、梅醤油、うめ酒、梅のコンポート、梅味噌、梅シロップ、梅塩等です。
最初は、保存食なんかイチイチ作らなくてもスーパーに売ってるからなぁ。
以前に、自宅にあれば食べますが、自ら購入することも無く、考えた事もほぼありませんでした。
そんな2012年の6月頃のある日、スーパーで南高梅特設コーナーを見かけ、近くにあった梅干しの漬け方の紙を手に取ったのがきっかけで、何気なくチャレンジ。
初心者なのに、形から入るタイプの私は、ホームセンターで道具を揃えました。
今思い返せば、漬け方が簡素に書かれていた為か、簡単そうだと勘違いしたのと、分かりやすい文章で書かれてあっても、初心者の私には理解しにくく、まだ青い梅も混ぜてしまい、土用干しも手探り状態。仕上がりがすごく固かったのを覚えています。
一年目は失敗しましたが、せっかくだから次こそは。と決意しました。
二年目突入までに、書店で本を購入とネットでも調べ、無難に何とかなりました。
少し自信が付いた私は、何の特技も無いし、どうせなら梅干しを極めてみたい。
と思うようになり、梅は他の保存食にも活用できる事も知り、梅酒等にもチャレンジ。
保存食のレシピ本にあった、らっきょう、紅生姜等にも手を広げました。
らっきょうは、こちらのスーパーの店頭には出回らない、三年目で収穫の三年ものがあると聞き、インターネットで探して購入。
小粒ですが、実がしまり歯応えも良く、値段は高いものの、とりこになりました。
土を落とし、皮をむき...
労力はかかりますが、達成感も味わえます。
紅生姜は、新生姜の皮を割り箸でこそげ取り、粗塩でアクを抜き、スライス、天日干しをしてから赤梅酢へ。
干しても中々完全には乾かず、キッチンペーパーで拭いて投入しています。
なるべく入荷したての物を見極めます。
赤い部分が茶色っぽく変色していたら避けます。
新生姜は切らずに丸ごと漬ける方法が簡単みたいですが、私は綺麗な色にしたくて切っています。
母の要望で、千切りとスライスです。
赤梅酢は、梅干しを漬けたら出る梅酢に、アクを出した赤じそで着色したものです。
熱湯消毒用した容器に入れ、ひたひたに赤梅酢を注ぐと、だんだんと色が染まります。
梅塩は、粗塩を梅酢に入れて、少しお鍋でコトコト。
ある程度煮詰めたら、バットにあけて、乾くまで天日干し。
これも完全に乾かすのは大変な為、ある程度になったらフライパンで炒り、私の適当な梅塩は完成です。
本来は、梅酢のみを煮詰め、そこから抽出される塩が梅塩ですが、一度チャレンジしてみたら、出来上がる塩が少なく、違う方法を模索しました。
本格的な物は、風味も違うと思います。
私の梅酢は少しピンク色ですが、赤梅酢を少し足しました。
お料理に少し塩気がほしいなぁ。
とか思った時に入れます。
鍋物等には、隠し味程度に少しだけ。
あとは天ぷら等にも。
その他、梅酒は飲まないので、味見をしてもよくわ分からず。両親は年に何度かほんの少し飲む程度。
どなたかに差し上げても。等と考えて漬けています。
三年くらい前のものがあり、よく言えば熟成ですが、実際は単なる飲まずに保管です。
私のやり方は、梅干し、らっきょうは基本に忠実に。
他は基本を押さえつつ、一部は適当なので、真似して下さいとは言えません。
4月位になったら、木熟梅、三年もののらっきょうを探します。
購入するショップは特に決まりがなく、じっくりとあちこち見ながらです。
ちなみに塩は、五島灘の塩を使用しています。
近くのスーパーで手に入りました。
他のお店では見かけないので、大きなサイズを購入しています。
最後は私の道具たち。
長方形のざる?は、梅の土用干し用。
父が採るシイタケ等の山菜を干したりにも重宝します。
丸いザルは、梅や生姜、らっきょうを洗うときに活躍します。
他には樽、落しぶた、重石、土用干し中にザルの下に敷く角材や干し網(保存食専用で、魚は別に)等もあります。
大きな密閉容器や保存瓶、知人に配る為の容器等も色々なサイズで。
道具は、欲しいと思ったら少しずつ。
以上私の保存食あれこれでした。
読んでいただき、ありがとうございます。
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