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顕在意識と潜在意識で思いを共有していない場合

あなたが普段、思ったり考えたりしている事が叶うんですが、この考えたり思ったりしている「思い」が、表面的なもの(顕在意識)なのか、心の奥深く(潜在意識、又は無意識)でも同じ事を思っているか、が重要になります。
もし、顕在意識で思っている事と、潜在意識で思っている事が違った場合、潜在意識で思っている事が叶うんです。そんな例をご紹介。

潜在意識にまで入った思いは、あなたの体を痛めてまで叶える!

あなたの周りにもいませんか?
中々、体の不調や病気が治らない、もしくはマイナスのスパイラルから抜け出せない人が。
もしたら、それは心理学者フロイトによる『疾病利得』の状態かもしれません。

信じられない人も多いかもしれませんが、口では(健在意識)、健康になりたい、幸せになりたい、と言いながらも、心の中(潜在意識)では、不健康でいる事や、悲劇のヒロインでいる事が、心地良いと感じている場合があるのです。
つまり、具合が悪い事や不幸せでいる事で、家族や友達がいつもより優しくしてくれる、やりたくない事をしなくて済む、注目してくれる、大丈夫?と気を遣ってくれる、などが嬉しい、と言う状態。

ただ、重要なのは、本人達は、このカラクリに気付いていない、無意識なんです。
だから、具合が悪くて辛い、上手く行かなくて悲しい、のは本当だと言う事。

もう少し具体的な例だと、例えば

会社に嫌な上司がいて、行きたくない

具合が悪くなる

会社に行かなくて済む。

具合が悪くて辛いけれど、会社に行かなくて済むから、無意識では嬉しい
(会社に行きたくないと言う思いが叶った状態)


お伝えしたように、”具合が悪い事で得ている『利得』”は、本人達は無意識で得ているので、意図して具合が悪くなっている訳ではないんですが、こう言う場合は、治療や薬での効果があまり出ないのです。何故なら、上記の例で言えば、治ってしまえば、嫌な上司のいる会社に行かなければいけないからです。

フロイトによると、疾病利得によって得られる得は2つ
第一次疾病利 得(primary gain)
病気や不幸の状態が,本人の現実では満たされぬ願望を無意識的に満足させていて,病気が精神的安定の手段 になっている場合(会社や学校に行かなくて良い 等)

第二次疾病利得(secondary gain)
病気や障害をもつ事により,家族,社会,医療スタッフときには保険会社から得られる二次的な利益 (優しくされる、注目される、金銭的補助がある 等)

すごいと思いませんか?
私達の「脳、心」って、その思いが潜在意識にまで到達すると、時には自分の体を痛めてまで、私たちの思いを叶えるんです。

だから、どう思うか、って言うのはとても大事ですね。
これからは、思い方を「肯定」に変えていきませんか?
これも練習(笑)
会社の例であれば、→会社に行くのが楽しくなる!会社には良い人ばかり!
◯◯部署に移動できる! などです(笑)






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