危うく道を踏み外すところだった
今回は、以前にお話した目標の話と前回の承認欲求の話とが地続きになっています。狙い過ぎて大事なものを危うく見落としそうになったというお話です。
目標達成に必要なこと
以前、5年後には文筆で収入を得る事という目標を立てて、そのために来年いっぱいを目処にその足がかりを作ることを決めました。
まずは、作品を多くの人の目に触れて貰うことだと思い、作品を作るペースを上げたり、このようにnoteなども使い発信頻度を少しだけ上げています。
作品もどんな内容がバズるのかということを常に念頭に置きながら、ここ一ヶ月は書いていたような気がします。
何かがおかしい
もともと私が書くものはストーリー性やメッセージ性が少し強い作品が多く、シチュエーションボイスの台本というよりはボイスドラマの台本よりなんだろうなという感覚でした。
なぜなら意図的に4本に1本が非恋愛ものや励まし系の朗読台本にしていたり、そもそも作風としてただ「好き」やら「ぎゅーしよう」や「愛してる」などの言葉を多様しないという自分の中でのマイルールがあるからです。
作品として多くの人の目に触れて貰えるために、この辺りのマイルールを解禁して、「自分が言われたいワード」を入れて文章を書いてみてもしっくり来ないし、試験的にTwitterに140字台本として出したりpixivに出してみても反応はイマイチ…
何かが足りなくて何かがおかしいと思い悩む日々が続いていました。
その言葉で目が覚めた
とある投稿者さん同士で先日コラボ配信が行われたときの事です。たまたま「台本を選ぶ基準は何ですか?」という質問が出ました。
その投稿者さん曰く「僕の中では、自分が言われたい欲の台本と起承転結でストーリー性のある台本があると思うんですよ、どちらかと言えばストーリー性のある台本を選んでしまいがちです」と
この言葉を聞いて目が覚めました「私は今まで何を迷走していたのかと」
今のままでいいじゃない
変に今までとは違う文章を書いても結果として、楽しいと思って書いてるわけでもなく、文章としてどこかウケを狙い過ぎて媚びたものになっていたのかなぁと反省しました。
前回も書きましたが新しい勢いのある台本師さんがどんどん増えていき「飽和状態」でもあるのです。焦る気持ちだけが先行して、流行りのカテゴリーを書けばバズると分かっていたので、そこに手を出すつもりでいました。しかし、敢えてそこには取り組まず違う角度から攻めるという当初のコンセプトを忘れていて危うく道を踏み外すところだったのです。
結果として今のままで良かった、みんな違ってみんないいということですね。
焦らず気負わず
今回そのことに気付かせてくれた投稿者さんには感謝の言葉以外ありません。
背伸びせず、焦らず、気負わず楽しく活動することをモットーにまた何かを書いていこうと思いました。
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