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思考習慣のコンパス
こんにちは、思考習慣改善コーチ⌘みはしつやこ です。
「道は選べる」と主張して、選んだ道を歩き始めて、ハタと気付くこととは
「正解を探そうとしてしまう」ということではないでしょうか。
日本の長年の教育成果?で、何にでも「正解」というものがあって、それに合わせて自身をなだめたり、励ましたり。一方で、ダメだししたり、酷い時は𠮟りつけたりして、いかに「正解」にほど遠いかを自身に理解させようとすることがあります。
何が怖いかというと、上記のようなことを「殆ど自覚なく、無意識に繰り返している」ということ。クセになっていて、何年も何十年も気付かずに過ごしてしまうことです。そしてある日、心がポッキリ折れてしまう。
「他人と比べる」ことの意味の無さを先日書きましたが、生き方にしても何が「正解」なんて、本当はありません。選んだ道でどう生きるか、たった一人しかいない自分自身が何を望んでいて、どんなことに楽しみ、安らぎを感じていて、何を避けたいと思っているのか、理解し伴走していけるのは自分自身しかいません。
大切なのはどの道を選ぶかより選んだ道をどう生きるか
ブリジット・バルドー(女優)1934年9月28日生まれ
「○○のようになりたい」と願うのは勿論自由ですし、なれた時の自分自身を想像することは楽しいですね。その時、願望のウラ側には自身のどんな欲求が隠れているのか、に注目出来ると自身の深掘りに役立ちます。
また、ダメだしや叱責の気持ちが湧いたときは、その声の元々の持ち主は誰だったかを思い出してみると、何が気持ちを挫こうとしているのか正体が掴めてきます。