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思考習慣のコンパス

こんにちは、思考習慣コーチ⌘みはしつやこ です。

将来のことを考えると、「やりたいこと」と「できること」の対比が浮かび上がってきます。それらが一致していることもあれば、正反対の場合もあります。思い悩むとしたら、「やりたいこと」と「できること」が違っていて、どちらに合わせていくか?というジレンマが起きることでしょう。

現実路線で考えると「できること」を明確にしていき、その中から「やりたいこと」との接点を考える、のが効率は良さそうです。そして、意外と盲点なのは、自分自身が「できること」をあまり認識していない、ということです。「できる」=当たり前、なので日頃意識に上って来ないのですね。

「あなたが人に提供できることを、100個挙げて下さい」
そんな質問に遭遇しました。えぇ、100個…⁉
具体的な能力だけでなく、例えば「存在そのもの」でもいい、という指示なのですが、さて考え始めてすぐに行き詰ってしまいました…

しかし、このプロセスが実は重要なんですね。
「できること」に意識を向けることは、エネルギーをことさら出そうとしなくても実現可能な、自身のリソース(資源)。
一方、「やりたいこと」は、程度の差はあれ「よっこらしょ!」とエネルギーを使うことだったりしませんか?

やりたいことが上手くいかなかったら、できることから突破口を探すこと
小柴昌俊(物理学者)1926年9月19日生まれ

「やりたいこと」が上手くいかないと、気持ちとしてもトーンダウンしますね。頑張ってもタイミングが合わずに上手くいかないとか、やり方のプロセスに行き詰りがあるとか…
そんな時は、「できること」にシフトチェンジして、「できる」体験、感覚を思い起こしてから、再度「やりたいこと」に向かうようにすれば、停滞が起きないし、「続いている」という前向きな気持ちを維持出来ますね。

学生の頃、テストで解けない問題に遭遇したら、一旦飛ばして次の解けそうな問題に取り組む、あの感覚ですね。停滞感は気持ちのエネルギーを下げます。「できること」の省エネ力?モードを利用して、現状を小さく突破する感覚を掴みましょう。その積み重ねが「やりたいこと」へのエネルギー点火に繋がっていきます…!



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