みはるかす

ユーモア好きのエンジニア ことばで表現するのは楽しいことですね! 書いているうちに最初書こうと思っていることと違う想いが湧いてくる自分を楽しんでいます。

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#10 オリジナル切手

日本郵便のオリジナル切手作成サービスをご存知だろうか? オリジナル切手作成サービス - 日本郵便株式会社 (japanpost.jp) 文字通り画像を送るとオリジナル切手が作れるサービスで、以前から気にはなっていた。 絵ごころがあれば、自分のオリジナルイラストで切手作成も可能だが、残念ながら持ち合わせていない。 まあ、でも写真さえアップすればというところで申込を進めていくと壁にぶつかる。人物が写っている場合は、名前、住所、生年月日が必要になる。 これは、結構高いハードルで

    • 電車からモクモク

      • #45 訳ありと言わなくては売れない不思議

        会社で気持ち悪くなり、会社の警備に頼んで救急車を呼んだ。 腸が渋滞を起こして、何も受け付けない状態だったらしい。 原因はまだ明確にわかっていない。 点滴などうけながら1週間入院で徐々に回復して、退院したら腸活とかやんなきゃなと考えていた。 退院一日前、ラジオのJ-WAVEで一つの本を肴にあるテーマについて語る番組ビブリオシカでSDG’sの食料について語っていた。 そこで、日本は食料40%を廃棄しているという事実と長濱ねるの悲鳴が耳に飛び込んできた。 たまにポケマルとい

        • #44 それを野球と呼んでいた。

          自分の家の前には甲子園と後楽園があった。 前の道を挟んで、向かい側はキャベツ畑で 家の近くの道にはマンホールがあった。 マンホールを中心に家を左側に使った場合は、後楽園 右側に使った場合は、甲子園と呼んだ。 そして、プレーするのは隣に住んでいる兄弟の計3人 1チーム1人、ピッチャー、バッター、キャッチャー兼審判。 当然バッターがランナーに出るとバッターがいなくなるので すべて透明ランナー、ピッチャーの頭超えたらホームラン、道の 両サイド打てばファール。 1対1の勝負を

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        #10 オリジナル切手

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        • エッセイ
          1本

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          #43 止めてはならない

          笑いの大学とともに気になっていた Show must Go on 昔の劇がDVD化されていたものを購入した。 今ならアウトかもしれない演出もわかりやすさを際立たせる。 劇の舞台裏のドタバタが笑いを誘う。 そして最後はわかってもらえないせつない気持ちにつつまれる。 決してNoと言わず献身的に動き回る女性 調子のよい裏方 自分の書いたものがどのように演じられているのを楽しみに来た脚本家 息子が出社拒否のため代役を名乗り出た父親 破損された小道具を修理するために呼ばれた伝説

          #43 止めてはならない

          #42 譲れないもの

          ずっと気になっていた。 笑の大学 三谷幸喜脚本の代表作 映画館でみた20年前 観客の多くがこらえきれず 笑いで左右に揺れていた。 怒り 笑い そして悲しみ それは最後まで譲れない脚本家の矜持が貫かれていた。 立ちはだかるのはいまだかつて笑ったことがないという検閲官。 そして検閲官の嫌がらせとしか思えない指示に屈することなく一晩で書き直し、その作品はさらに検閲官の意に反して面白くなっていく。 また見たいと思いながら、amazonのDVDを買おうとすると 映画は

          #42 譲れないもの

          #41 近いように見えて

          カフカの不条理小説の一つに ”塔” という小説があって、私はその小説をすべて読んだというわけでなく森本哲郎作のエッセイの中で紹介されている。 主人公は、仕事で請われてある街に来るが、まだ目的は知らされていない。とにかく街にそびえる塔に行かなくてはいけない。 この塔が、結構近くまで来ていると思えるのだが、なかなかたどりつけず、自分は何のために呼ばれたのかと疑心暗鬼になりながら塔を目指して歩くという話のようである。 あるとき、自分は、技術計算プログラムの改修を頼まれて、プログラ

          #41 近いように見えて

          #40 うつくしき憩いの川

          インドの同僚から鶴見川が美しく、憩いの場所であると言われて衝撃をうける。 鶴見川は昔、汚染された河川として有名なことがあった。 そのことを知っていったので、正直流域に住んでいながらいままであまりよい印象はなかった。 それにしても、いや日本にはもっと美しい川があるということをみせたい衝動にかられ、いやいや鶴見川が美しいなんておかしいと反論したため、彼らが逆に衝撃を受けている。 自分は石川県金沢のうまれでよく子供の頃、川へ釣りにも行っていたこともあって何か変なこだわりもあっ

          #40 うつくしき憩いの川

          #39 38億年前に決まっていたとしても

          ラジオ J-WAVEのBIBLIOTHECAで今週のテーマは 決定論 全ての行動は38億年前に決まっていて人間の自由意思など存在しないという考え方 仮に自分があるとき、右手をあげるとすると、それは38億年前から決まっていたということ。 どうやら仏教にも同じような考え方があって、因果応報というのはそれに相当しているのではないか。ことの結果は最初から決まっているのだから一喜一憂する必要はない。それを悟りとよんでいるということを、山口周さんは語っていた。 自分が選んだつもり

          #39 38億年前に決まっていたとしても

          #38 声にならないうめき声をあげて倒れていく

          社会人になってはじめて投手というポジションを手に入れた。 といっても草野球ではあるが。 そこは当然ながらプロ野球などとは全く別次元の世界が拡がっている。 キャッチボールなぞ満足にできないわがパイレーツは、アウト一つ取るのが奇跡である。 そしてピッチャーは、エラーがあってもニコニコしてアウトを取ると ワンアウトー ツーアウトーと皆に声をかけあい歓びをわかちあうのだ。 そして、マウンドには私がいる。 基本的に、草野球ではストライクがとれれば何とかなる。 プロ野球でストライ

          #38 声にならないうめき声をあげて倒れていく

          #37 棒高跳びの棒はどうやって運ぶのか?

          ほぼ日刊イトイ新聞というウエブサイトでは、オリンピックがはじまると特設サイトが準備されて、いろんなユーザーの投稿がとりあげられるのだが、そこで本タイトル 棒高跳びの棒はどうやって運ぶのか? という話題でもちきりになった。 よく考えると、棒高跳びの棒は、助走で得た運動エネルギーを突然、空に方向転換して人を支えるので、そのときポキっと折れたり、ロッドアンテナのようにしゅるしゅる縮んだのでは、話にならない。 つまりは、きっと一体ものでありその運搬はどうするのか 荷台のトラックに

          #37 棒高跳びの棒はどうやって運ぶのか?

          #36 君の名は

          ギリシャで魚料理を食べていた。 ふと持ってきたウエイターの若い男に この魚はなんという魚か聞いてみた。 彼は困惑げに、待ってくれというと厨房に入っていき晴れやかな表情で戻ってくると シー フィッシュ !? 海の魚と言ったか? マグロとかカマスなどの名前を期待した自分はいささか拍子抜けしたが、 もしかしたら魚の名前をいろいろ知っているのは日本人だけなのか? 色の名前もそうであるが似たような色でも名前がついているのは、きっと日本だけに違いない。 虹が7色と言ったのはきっ

          #35 イーグルになれなくて

           ヨガのポーズにイーグルポーズとよばてるものがあり、これは体の硬い私には憧れのポーズ。 両足を180度広げて頬杖をつくことに憧れる人もいるらしい。 そもそも、チャイルドポーズをすると後ろから押さえたくなるらしく、押さえられた体験も何度もあるため最も緊張するポーズの一つ。 コロナでブランクの後、ピラティスにトライ。 肩甲骨はがしということで体の前で両肘を合わせて上に持ち上がらない。 その後、両手で外に開いて窓を拭いてください。 キツイ。 そんな私も以前 インド人の

          #35 イーグルになれなくて

          #34 本について語りたい

          以前はラジオ番組のBookBarでモデルの杏さんと大倉眞一郎さんという番組で紹介される本について聴いていた。 番組が終わるのは悲しかったが、杏さんのエッセイや杏さんが読むべき!と言っていたサピエンス全史は今でも心にささっている。 最近は、長濱ねるさんと山口周さんのBIBLIOTHECA、一つの本を題材にしてあるテーマについて語る。 最近はものすごいまずい店とか買ってきたら動かないものとかあってね。と山口周さんが言うと長濱ねるさんが驚いたり、先の未来がわかってくると、自分は

          #34 本について語りたい

          #33 味噌汁の上の雲

          駅近くの書店でついつい気になって買ってしまった。 読み終えた瞬間、空が美しく見える気象の話 荒木健太郎 本書は割と分厚くて障子に使われる半紙のようなざらざとした手触り。 表紙の絵もまた軽やかで味わい深い。 そして味噌汁の湯気をたとえに雲の生成を説明し、味噌汁の中で起きている熱対流の挙動から積雲の生成についても語っている。 以前から学問の教え方について教科をそれぞれ独立して教えるよりも、教科をまたがって教えることができればなあと思っていた。教師でもなければ子供に教える機

          #33 味噌汁の上の雲

          #32 正月和菓子外交

          石川県の金沢は故郷で今年も帰省したことは、前にも書いた通り。 その玄関口の金沢駅構内には百番街という土産屋がずらっと並んでいる。 中でもお菓子のコーナーはかなりの面積を占め、江戸時代から続くような老舗があると思えば、歴史の浅い店が並ぶ。百花繚乱である。 老舗、新興問わず、味へのこだわりもさることながら、その遊び心やデザインはもはや小さな美術館である。季節限定であったり、新商品が来るたびに並んでいるので、油断できない。 みやげものなので、自分が食するわけではないが、これを

          #32 正月和菓子外交