コミュニティ ”みんな同じ高さの目線”
11月27日 先週、最高気温が1°で雪が降ってた。5°以上だとあったかく感じるようになって、自分が怖い笑
(12月29日、-10°経験して、帽子も手袋もマフラーもしないで4°の夜を歩けるようになった。でも北海道とか内陸県も同じくらい寒いの知らなかった、日本にもこんな寒い地域あるなんて!)
1枚目 市民図書館です。ここでは、本を借りるだけでなく、自習室もあります。また、言語教室も毎週無料で開かれていたり、編み物教室も無料で開かれているの。これもコミュニティの社会の一面かな。
結構な頻度でここで勉強してる!そうだ、年末勉強してたら、"Do you speak Swedish?"って突然話しかけられたの。英語でお願いって言ったら、”充電器化して欲しいの、とても困ってて”って言われた。
実はこの時喘息で声出なくて、”いつまで使うのかな?”とか”このまま持ってかれたらどうしよう”とか正直思ったんだけど、聞けなかった。
でも私には貸さないって選択肢はなかったから(私にもこういう経験あったし笑)、とりあえず貸したのよ。
そしたら、(充電器の形どれ?とか、変換プラグないと私の充電器使えないって言って変換プラグ渡したり、こんな感じで声なしでちょっとしたトラブルあったのもあって、)”本当にありがとう、あなたは本当に優しい”って言ってくれたの。さらに”あなたの目の前の席で充電するね”って言ってくれた!
「スウェーデンのスーパーマーケット」のマガジンの「Swedish supermarket 1」で記述済みなんだけど(のでぜひ読んでね笑)、私はスウェーデンは、trust-based societyだと思ってる。
この図書館での出来事も、trust-based societyの一面だと思う!私が言わなくても、”あなたの目の前の席で充電するね”って言ったということは、信用の社会だからこそ、自分から信用を作るってことだったのかなって考えてる。
あと、初めに"Do you speak Swedish?"って聞かれたことも、trust-based societyの一面かな。他の国でも当てはまるかもだけど、初めは必ずスウェーデン語で話しかけられるの。スーパーでも鉄道の中でも。全員が英語を流量に話せるのに。(これはどの国にも当てはまることじゃないと思ってる。観光地だけじゃなくて、てかそもそもスウェーデンに観光地らしい場所ないけど、ルンドとか他の小さな町でも普通に英語通じる。)
外見でスウェーデン社会の中の人か外の人かを判断しない。私には、必ず相手を(スウェーデン社会の)中の人って見ているように感じた。
スウェーデン語で話しかけられると言ったけど、普通にネイティブとして喋りかけてくるの。ちょっとゆっくりめ、とかもない。
控えめにおどおどした感じで現地の言葉使われた経験、他の国では何度もあったけど、今のところ5ヶ月暮らして、スウェーデン語で話しかけられるときは、常に容赦ないネイティブスピードです笑
初めの頃は、いや私見て外国人ってわかるでしょ、なんでスウェーデン語で話しかけてくるのって思ったんだけど、私自分で壁作ってたなって思った。その経験もあって、裏返しの形で、一層スウェーデンは"trust-based"の社会って感じます!
【余談】
市民図書館には、基本的にスウェーデン語の本だけ。
だけど、その大量のスウェーデン語の本たちの中から日本語の辞書を発見しました!びっくりと嬉しさの一枚笑
あと、チーズケーキのレシピの本。チーズケーキだけで60種類も!!
スウェーデンと日本の関係や、お菓子づくりの文化について、実際にスウェーデンのファミリーの家に3週間住まわせてもらった経験(今でも月2くらいで夕飯食べに行かせてもらってる!)を踏まえて、また別のページにまとめようと思います。またね)
2枚目 ごくごく普通のスーパーでさえ、大半の野菜・製品にエコマークがついています。現地の人が「国産の物を買うのは、環境にも良いけど、スウェーデン経済にもいいよね」と言っていたのが心に残ってる!私は意外と現地の人の環境問題の優先度が低い気がする。もちろん環境問題を意識しているんだけどね、自分のことをまず考えてるなと思った。一周回って、環境も自分に影響するから自分のことを考えての環境問題への意識だったりするって思ったりもね
3.4枚目 9月の首相の選挙前の様子です。出馬者がリーフレットを配ってるの。日本の選挙活動と違って、路上で、人々と「同じ目線」に立っていることが印象的だった!
人々が自分から話を聞きにいっていました。出馬者の出してるテーブルの周りには、ベビーカーを押した人や、若者同士や若者一人、ご高齢の夫婦などなど、多様な人々がいた!
出馬者のブースにお菓子やコーヒーが置いてあるもの印象的。一般の人と出馬者の距離がグッと近くなる工夫だなって思った。
余談ですが、高校生の現地の友達がいるんだけど、学校の授業だけでなく、選挙についても調べないといけなくて忙しいと話していました。自分の生活に影響出るからねって。
6.7.8枚目 本屋さんと図書館の様子です。子供ブースの大きさは、大人と同じくらいだった。子供用の本も、幅広いトピックが扱われていました。例えば宗教についての本では、漫画も置いてあって、トピックは幅広いけど、同時に子供のレベルに合った本もきちんと用意されていることが印象的!
9枚目 スウェーデンのお弁当屋さんでもらったフォークやナイフです。(この写真の袋に入ってた!)フォークもナイフも木からできたものでした。
捨て方についての記述にも注目してほしいです。このパッケージに書かれている文書読んでみて!(ごめんなさい、ちょっと文字小さいんだけど、、笑)「使い終わったらゴミ箱に捨ててね」って書いてあるの。「使い終わったらゴミ箱へ」じゃなくて、主語が「フォークやナイフ自身」。前者よりも後者の方が、身近に感じない?私は、ぐっとフォークやナイフとの距離が近くなった感じがした。変な言い方だけど、他に良い表現見つからなかった笑まあこれは置いといて、主語が「フォークやナイフ自身」ってことにどう感じたか、他の人の思ったことを聞いてみたいって思いました!
この「フォークやナイフ」との繋がりを感じさせるメッセージみたいに、大学の授業も、繋がりを意識したものが多い。この場合の繋がりは、「実社会」との繋がり。私のとっている授業では、理論的なものだけじゃなく、realisticか否かの論点がほぼ必ず出てくるように感じてる。実例を扱ったり、今の社会にどう応用できるか、について話し合うの。
最初の学年は基礎として理論やるけど、基本的に理論の授業は少ないと思う。スウェーデンの人たちと話していると、理論系は自分で本を読んで学んでいる人が多いと感じました!テクノロジー系専門にしている人が、自分で本で哲学を学んでいたりね!
以上!最後まで読んでくれてありがとうございました!
何に1番驚きましたか?私は選挙の風景かな、普通に歩道に立って、コーヒー出して、話聞きにくる人待ってるんだもん笑しかも一般の人々、ちゃんと立ち止まって「話かけに」行くのよ、びっくり
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