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スウェーデンのイノベーション政策;初ジャーナル論文刊行!

I’m thrilled to announce that my first paper, co-authored with Prof. Mori, has been published in the journal“Hitotsubashi Economics(一橋経済学)”!
Title(jp); スウェーデンにおけるサイエンスパークの展開 : 「地域」発のイノベーション戦略に着目して
(en); From Regional to National Innovation : The Development of Science Park in Sweden

共著による論文が刊行されました!自分の研究が形になった初めての経験です。2023年1月〜2024年1月が卒論執筆期間、2024年3月〜12月が卒論を発展させる形での論文執筆期間。振り返ってみると、長い期間この研究と向き合っていたのだと感慨深いです。初期の卒論のアイデア出しメモをみると、この状態からよく論文にできたなあと感激しました。研究方法だけでなく、「学び」への向き合い方についても大成長を感じています。また、刊行の過程で行なった校正作業からも多くの学びを得ました。この成長機会を与えてくださり、相当未熟な卒論時期からずっと向き合ってくださっている教授に、心から感謝申し上げます。以下、この論文刊行と校正作業の感想です。論文にも、目を通してくださると嬉しいです。

Abstract in English 

論文↓


校正作業を経て

すごく良い経験でした、、!
校正作業は、編集担当者の方とのコミュニケーションだと感じました。
作業内容としては、誤字脱字の訂正と最後の論文構成修正の作業です。修正点は赤字で書き込み、編集担当の方とその赤字の書き込みで「どこをどう修正するのか」「この指摘は指摘通り修正するのか、それともそのままなのか」のコミュニケーションをします。
編集担当の方の指摘に頼るばかりでなく、自分たちでも修正点をくまなく探します。しかし、私はこの作業にとても苦労し、教授と編集担当の方に頼りきりでした、、

そもそも誤字脱字を見つけることが難しく、初めは、教授の赤字と照らし合わせながら自分の原稿を読んでも、原稿にある誤字脱字を認知することができないほどでした。目をしばしばさせながら、修正点を追っていました💦
文章の言い回しについては、教授の赤文字提案を見て自分の原稿を見ると、教授の提案の言葉がしっくりきて、初め自分が違和感を全く感じなかった箇所でさえ違和感を感じるようになっていたほど、自分の違和感センサーの弱さを痛感しました。私の間違えを見つけてくれる教授の目や編集の方の目は、一体どうなってるんだ、、?と尊敬と感謝と不思議の気持ちでいっぱいでした。

なので、自分の修正はまだまだ甘いですが、校正作業を繰り返して暫くして、教授や編集の方の指摘のように、私の中にも自分の文章・考えを客観視している感覚が芽生えてるのを感じた時には、「この台さんの目のような、視点すごい!」と感激してました!成長を感じて嬉しかったです。
校正作業は毎回ちょうどテスト期間と重なっていたので、エッセイの論理を構成する際にも、自分の考えを客観的な視点から整理するスキルは役に立ち、大いに助かりました。

一方言葉選びは、苦戦の時間がまだまだ続きそうですが、教授の赤チェックを見て、言葉の勉強も面白いなと思いました。

知られぬ労力が詰まった校正は、世の中に溢れてる

面白いと思ったことでいうと、校正ルールも興味深かったです!違う分野の人とコミュニケーションを取るためのルールがあることが新鮮でしたし、実際にこのルールを使って編集の方と会話をしている感じが面白かったです。
あと、本や雑誌など文章は世の中に溢れており、それに校正は欠かせないのに、校正作業は今まで遠い存在だったので、身近なものにこんなに労力が詰まっていることを知って、結構衝撃を受けましたし、日常の見方も変わった気がします。

初めての論文刊行を経て;nothing can be wrong or even right

Recently, I have found myself doubting my opinions during group work and discussions at university. In most cases my perspectives faced toward different directions from others, and I hesitated to express my opinions, fearing that I might be wrong. At the same time, I felt pathetic and sorry for being silent and regretful for not making the most of my learning that I could gain here.

However, publishing my first paper gave me a clear idea of what learning is about; generating own ideas.
At the exact moment the paper was released, I felt scared to be honest of wondering what if my argument was wrong and shallow, now that it was open to many people. But soon after that, the process of completing the paper helped me realize that this was my thought, my perspective, and there was nothing that could be wrong or even right.

This experience has deepened my academic interest in human geography and motivated me to study even harder. No fear, no hesitation—just my own pure lens through which I observe the world, with integrity.

I am deeply grateful to my professor for giving me this opportunity, which has opened the door to boundless possibilities!

2025/01/24

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