お湯を注ぐだけがコーヒーじゃないのよ?って話。
抽出器具のご紹介。
[快晴の青空のような一杯]を抽出すると、アタイのSNSのプロフィールには書いてある。自分ではそのくらい美味いという自負がある。先日初めて焼いた豆は話が別だけど。
当然コーヒー抽出士だもの、器具も色々持っている。ドリッパー、フレンチプレス、エスプレッソマシン、水出しアイスコーヒー、・・・あれ?こんなもんかしら?
さぁ、順を追ってご紹介して行きましょ!٩( ᐛ )و
まずアタイの愛器。2穴の陶器で出来たドリッパーよ。
長年使っているもの、そりゃあ茶色くなるわ。
通常のドリッパーは穴が1or3つよね。2つは珍しい。注いだお湯が遅過ぎず、早過ぎず落ちるのでアタイは気に入っているわ。宝物だと言ってもいいくらいに。地味にサイドからどのくらいまでカップにコーヒーが落ちたのか確認出来るし、何なら抽出しながらスティックシュガーも加えたり出来る、優れもの。
昔UCCのコーヒー博物館で買ったのよ。他にどっかの市場に出回っているのかは分からないわ。絶対に割らないようには気をつけているつもり。
次。
大学の校友会のパンフレットについていたアンケートで当選した一品。
OBがこのメーカーに携わっているらしいわ。これは直ぐにお湯が落ちるから、最近流行りのサードウェーブ系、浅煎りのコーヒーを抽出する時に使わせて頂いています。
見た目が安っぽいけれど、味は抜群の一杯が抽出出来るところがいいわね。ええ、見た目が安っぽいからあまり愛着が湧かない(況してやタダで手に入ったから)のが欠点ね。これ専用のフィルターが案外どこでも買えちゃうんだから、スゴイわね!
次。
HARIO (多分)V60
このメーカーのドリッパーを持たずして、趣味がコーヒーとか言わないで!とか言われそうなくらいに結構定番の一品。波状の凹凸がアタイには理解出来ないけれど多分物理的に最適な抽出へと導くのよ。デザインとしてもイケているから、なんとなく飾っておいてもいいかもね。他の使い道?3秒考えたけれど、無いわね。
ドリッパーはこれで終わり。次からはちょっとマニアックな器具に入っていくわよ。サイフォンは何で持っていないのかって、高いからよ?
フレンチプレス。
コーヒー豆が保有する独特のコーヒーオイルというものがあるのねぇ。これがペーパーフィルターを使用して抽出しちゃうと、オイルまでは紙を透過しないから出せないのよね。
素材本来の味をストレートに楽しむならば、これは欠かせないわ。ほぼ抽出時間さえ守れば、誰がやってもほぼ同じ味が出せますし。敢えてダメ出しをするならば完全にコーヒーの粉を除去出来るほど優れていないから、飲んでいる最後の方でザラついた舌触りが気になる事かしら。
さぁ、どんどん行くわよ。
じゃーん!エスプレッソマシン。
とは言っても簡易版です。お湯を注ぎ、画像手前のレバーで圧力をかけるとあら!しっかりとクレマが再現できたエスプレッソが抽出できちゃう!
nomad espresso と言ったかしら。kibidangoというクラウドファウンディングで購入したわ。入荷するのに半年くらいかかったけれど、エスプレッソの練習としては文句なしの性能よ。
ちゃんとタンピングをするところに、形容し難い楽しさがあるわね。手入れが面倒ではあるけれど、お湯さえあれば電力も不要なので災害時でもエスプレッソが抽出出来ちゃう。(まぁそんな状況でコーヒー飲む程余裕があるのかは分からないけどね)
次のレアもの。
ベトナム式の器具。弟がお土産で貰ってきた。どこの製造だか分からないし、鉛とかスズとか含有されていたら非常に怖いので、未だに使っていませぬ。ロブスタ種をこれで抽出して、練乳をふんだんに入れて飲むのがベトナム式。あんまり興味ないけれど、もしかしたら将来的にタピオカよりも流行るかしらね??
その他コダワリの器具。
水出しアイスコーヒーのボトル。昭和世代の人たちはやたらと夏に麦茶を作るけれど、アタイの家では夏と言ったら水出しアイスコーヒーに限るわ。
無駄にこれ、3つも持っているのよ。まぁ熱湯注いで1日待てば美味しいアイスコーヒーが出来上がるわ。何も技術がいらない。
なるべく豆は荒く挽くんだけれど、何故か最後の方が粉っぽいのが欠点ね。一度ドリッパーで濾過した方がよりキリッとしたコーヒーになるのかしら?
ドリップスケール。これも必需品。これ無くしてハンドドリップは成り立たないくらいに必須。意外とお高いのよね。抽出した重さだけでなく、同時にタイマーで計測が出来るのが地味にヴェンリ。
最近はこの手の道具も検索をしてみると、ブルートゥース対応とか防水とかあってお小遣いが幾らあっても足りないくらいに展開しているわ。全部欲しいくらいよ。
そして何よりも大事なのがケトルよね。どこで買ったか忘れたけれど、長年これを愛用しています。いちいち蓋がついていたけれど、邪魔だから捨てたわ。熱くて触れないし。まぁこれで楽しんで慎重にお湯を注いでいます。
で、何よりもこれが無ければ始まらないってレベルのコーヒーミル。
前の職場で上司が買ってくれた。一生大切に使いたい代物。粗挽きからエスプレッソ挽きまで対応している。マニアックなアタイは天候に合わせて挽き具合を調節したりもするわ。ミルには一番お金をかけても良いとすら思います。
ここからはマニアの世界ね。
まずその日のエスプレッソの抽出具合を試験的に注ぐためのショットグラス。どのくらいの圧力をかければ何mmのクレマが出来るかまで一目瞭然。酒を飲むのにも使えるし、値段も600円くらいでカッコつけられる一品。もちろん持っていなくても大丈夫です。完全にコダワリの世界なので。
で、エスプレッソが抽出出来たならば、次はラテアートに挑戦したくなるじゃない。昨年の誕生日プレゼントでお友達から頂いたミルクフォーマー。これも大切に使っています。ラテアートのお話は、次回くらいにしたいと思っています。
さて、購入してほんの1週間程度しか経っていないけれど、これも大事。焙煎用の網。焙煎と、ラテアートは必ず撮影しているので、成長過程が分かるわね。スープを煮込むのよりも早く豆が焼けるし、無心になってザラザラと豆を炒るのが楽しいわよ。
完全素人が勘だけで焼いたコーヒー豆。
で販売してもいいかもしれないわね。興味があったら一方ください。責めて入念にハンドピックは行いたいと思います。
最後。
自宅にはこんなに豆と、ラテアレンジ用の調味料がある。多分3ヶ月分くらいあるわね。非常食かよ!ってレベルであらゆる産地の豆を揃えています。その時の気分でどれにしようか悩むのもまた楽しい。
全く、コーヒーってのは奥が深くて飽きないわ。もう夏の暑さも大分引いてきたので、そろそろ個人的には一年で一番コーヒーが美味しい季節になってきたわ。
じゃ、今回はこの辺で。
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