そのスピード感とは!中国での転職活動
社会にでてから、大分たちまして
転職もしましたし、仕事探しの
経験は少なくないかもしれません。
日本より人の流動性が高い中国では
仕事探しは常に身近な問題でしたが
2004年当時、中国ならではといいますか
とても印象にのこった面接がありました。
*
その頃は
最初につとめた台湾系工場をやめて
日系の派遣会社に登録したばかりで
紹介を受けたり、直接企業からも
問い合わせが来たりしていました。
ある土曜の朝8時頃、携帯が鳴り
半分寝ぼけながら受けると
中国語なまりの日本語で
私の登録情報をみて連絡したと
ちょうど今日、日本から責任者が来るので
もしまだ決まってなければ
面接に来て頂けたらと思いますが
いかがですか?
場所は
安徽省(あんきしょう)合肥市です。
どこ? 確かとなりの省
・・・ ('_')今日?
今から飛行機のチケットを予約します。
飛行機の時間は13:30発です。
と、その目覚めたばかりの電話で
面接がきまった。
*
11時頃にチケットがバイク便で届き
虹橋空港に向かいましたが
まさかの乗り遅れ(+_+)
次の15時半の便に乗りました。
合肥到着は17時。薄暗い中
ホテルへ向かう迎えの車の中で
担当者から大体の仕事の内容を聞き
責任者と二人でディナー。
忙しい出張の合間を縫っての面接でした。
その日は
そのままホテルに泊まりまして
翌朝、担当者が迎えに来ると
「お願いがあります。
責任者は上海から日本に帰るので
空港まで送り届けてほしい。」
(つまり一緒に上海まで帰る)
「おまかせください。」と返事し
その責任者と二人で飛行機にのり
上海の空港で別れました。
*
責任者の方は、ご年齢や装いから
役職が高い方のように思えました。
日本で急成長はじめた企業で
現地採用に求められる
裁量任せの仕事と厳しめの給与。
詳細は直前の車の中で聞き
あとは責任者との直接交渉。
*
この時は
展開の速さに面食らいましたが
ここまでぶっつけ本番的な面接は
なかったな。と思ったものです。
中国現場のスピード感は
つねづね感じていますが
この回は特に自分の中で
「思い出にのこる面接」となりました。
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