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江戸川Qの「独想感想文」#19 足利将軍たちの戦国乱世
戦国時代ーー、その始まりを告げる時代の先に足利将軍時代があります。この本はその時代の「将軍」がその時代と後世の戦国期にどのような影響と価値を有して存在したのかをよく研究された一冊と言えます。
何故、将軍は滅ぼされなかったのか?
この素朴な疑問をこの本は歴史と日本人の意識構造に照らして、答えを導き出しています。足利15代将軍義昭は信長に追放され、殺害はされなかった。この事実だけでも隣の大陸中国史から見れば異常とも言えるはずですが、それを紐解いてもいます。
将軍ーー徳川将軍でもなく、足利将軍。
その謎を研究された一冊は、ある意味歴史ミステリーの醍醐味本かもしれません。
もしあなたがこの本を気になったら、
是非、そんなあなたにこの一冊を。
そして
あなたが一冊の本を読み終えたら、
是非、あなただけの「独創感想文」を。
文:江戸川Q