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ツォク供養(3/13)ご賛同の、御礼
昨日のツォク供養は、午後8時から3時間以上にわたって執り行ないました。今回も無事に終了しましたことをお報せします。
ご賛同いただきました皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。
1人1人お名前を奉告し、願意がある方はそれを伝えて息災と増益を祈願いたしました。
雷が鳴ったり雨が激しく降ったりと、日中は不思議な天候でした。朝から燈明を供養していましたが、特別なものが活発に働いているのは肌で感じていました。
新月でしたので、先に「寂静憤怒百尊の滅罪行」を行じました。
この儀軌は毎月新月に定期的に行じていますが、死者の魂の浄化に対しても勝れています。東日本大震災から十年目となりましたので、震災で亡くなった方々への慰霊と浄化も、この瑜伽の中で行ないました。
今回は特別に、サポーターの皆さまには下の写真のような燈明を供養いただく形をとっています。燈明を捧げることは特に大きな善行ですし、なにより智慧の光を増すことになります。現世においては三種の浄心を獲得し、臨終においては三種の光を受け取ることができるとされます。
チベット仏教では「バターランプ」(マルメー)といって、バターを溶かして使うのですが、気吹乃宮で使うのは台湾製の、純粋な植物油です。石鹸や鉱物油、石油等が含まれていません。燈芯も純綿を使用し、鉛などが含まれていないもので、品質証明書も付属しています。点火すると、バターのような甘い香りが漂います。
併せてこちらで献燈供養の儀軌も執り行ない、何種類かの祈願文を唱和しました。
日付が変わりまして朝5時を過ぎても燈明は燃え続けています。もうすぐ朝を迎えます。
チベット暦ではイベントの多かった正月が終わり、二月に突入します。
新しい月が幕を開けますが、充実した善い1ヶ月となりますよう、お祈り申し上げます。
巻頭の写真:ボーダー(ネパール)にて。
ボードナートの仏塔に献燈する、僧侶。撮影:気吹乃宮。
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![気吹乃宮(いぶきのみや)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21465645/profile_2b612378ced2d47fa48ee10e72042ed5.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)