見出し画像

Ver.3.7.1

制作を続けているRittreck View用5x7フィルム用のフィルムバック、先日テストをしたのがVer.3.7(大きく構造を変えたのが3世代目、その中で細かい修正とか工夫を加えたのが6回なので3.7です)です。

晴れた明るい環境でのテスト撮影
フォーカシンググラスはこんな具合。

で、テスト撮影をした結果をチェックしてみました。

撮影結果。左端に光漏れの線が…

概ね良好な結果ではありましたが、写真の左端に光が漏れているような線が入ってしまいました。
上の写真と比べてみるとわかりやすいですが、フィルムバックの右側部分で光漏れが生じているようです。それも、外側から内側へ向かっている様子。

さて、このVer.3.7だと現場投入は難しい、ということで微調整です。
Ver.3.7.1を作成します。
Ver.3.7からの変更点は以下のような感じ

・フィルムホルダーを差し込む箇所にパーマセルテープを貼り、光漏れを防止してます
・フィルムホルダーを差し込んだ時、先端部分からの光漏れを防ぐためストッパーとなる壁をつくりました
・ストッパーまでフィルムホルダーを突っ込めるよう、バネのパーツの長さを調整。(下の写真の赤丸部分で、バネとフォーカシンググラスのパーツを固定する部分、輪っかになっているところが短すぎて、フォーカシンググラスがフィルムホルダに干渉、奥まで突っ込めなくなっていました)

こんなところにも隙間が

そして出来上がったのが最新Ver.3.7.1

フォーカシンググラスも方眼を入れてみました

本体との取り付け部分も特に問題なし。あと、若干ですがバネの力を強くして「フィルムホルダーをフィルムバックに押さえつける力」が強くなるようにしています。
フィルムホルダーの挿し込みや取り外しには若干力が要るようになりましたが、光漏れ防止のために致し方なし、としています。

3Dプリンタを使って色々作れるようになると、
「こんなのあったら良いな」
がすぐ作れるようになるので、生活がガラりと変わります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?