蛇腹再生計画　Ⅱ

先日来色々試している蛇腹再生計画。

契機としては
・大判カメラを使ったUV引き伸ばしを作り、サイアノタイプで引き伸ばしを試してみたい
・でも大判カメラのRittreck View、二つあるうちの一つは車に常駐、もう一つは蛇腹が無いんだよなぁ…
・蛇腹以外は全然問題ないから、蛇腹さえあれば…
→いつもの「無いものは作ってしまえ」発動

という、実に短絡的なものでした。

で、先日コピー用紙を使って蛇腹の折り方を調べてみた後、
「じゃあちょっと丁寧に折って作ってみるか」
ということで作った試作品Ver.2がこちら

A4に印刷したテンプレに折り線を着けて、張り合わせて折ります

縦に張り合わせた紙を、円筒形になるように張り合わせます

予め着けておいた折り癖に従って折り込んで出来上がり

という感じで、無事に蛇腹が出来上がりました。

じゃあコレ、Rittreck Viewに取り付けられるのか？　というのも今回現物合わせで試してみました。

フィルムバック側はサイズ的に問題なし

レンズボード側もサイズ的に問題なしでした

仮の貼り合わせですが、問題なく使えそうです。

蛇腹を目一杯伸ばして見ました。長さも問題なし

たたむときの展開も問題なし

Rittreck View用の交換蛇腹、テンプレートの制度は問題なさそうです。

Rittreck Viewは5x7というサイズのカメラでもあるため、交換用蛇腹はなかなか見当たりません。
さらにオークションなんかで見かけるRittreck Viewは、蛇腹にダメージのある個体がかなり多いです。

多分現状以上にRittreck Viewを買い足すなんてことは無いと思いますが、蛇腹はひょっとしたら需要があるかもしれません。

作ってて結構楽しいものでもあるので、上手にできるようになったら売ってみるのも良いかもしれないです。