50mmのレンズ
先日、SMC PENTAX FA 50mm F1.4を手に入れました。
開放F値が1.4と、かなり明るいレンズで焦点距離は50mmと「ちょうどいい」感じのレンズです。
最近はClassicの復刻レンズが出て、レインボー色のゴーストが出るという評判で発売されてましたが、それとは全く別のかなり以前に発売されたモデルです。
PENTAX K-1mkⅡに着けて、ちょっと近所で撮影してみました。
長崎市内を流れる浦上川沿い、遊歩道で河津桜やヒカンザクラが見頃でしたので、被写体はこの辺の花を選んでみました。
開放F1.4で撮影してみましたが、ピント面以外は盛大にボケますので、ピンポイントで「コレを撮りたい」という被写体だけを抜き出すときに良いかもしれません。
F値8くらいが一番解像感が高いかなーと感じました。
ちなみに、よく使うであろう絞り値で、同じ被写体を撮り比べてみました。
F値16くらいまで絞るとほぼパンフォーカスで、厳密なピント合わせなんかは気にしなくても良いかもです。
個人的に一番好きなのはF値2.8か3.2辺り。
桜や梅、藤などの「群生して咲く花」を獲る時には、主題になる一輪を探して、そこだけピントを合わせて獲る、と言うときには開放~F2.0くらいで撮るといい具合になってくれます。
遠景を撮るときにはF8~F11くらいにすると、かなりの範囲でピントが合ってくれます。
古いレンズではありましたが、AF動作は遅いと感じることもなく、また音も気になるほどではありません。
最新のレンズと比較すると性能面で見劣りするところはあるかも知れませんが、コンパクトで軽く、日常使いには一番良いレンズかも、と思います。
ちなみにこの日は、100mm F4マクロを付けたPENTAX MEも一緒に持っていきました。
こちらのカメラもK-1と同じくKマウント。
レンズも共用出来ますので、何枚かK-1に100mmマクロを着けて撮影する、なんてことも出来ました。
50mmF1.4は、絞り値を手動で切り替える事も出来ますので、オールドカメラでMFレンズとして使う、といった使い方も出来ます。
Kマウントレンズ、標準はMFの40mmとAFの50mmの2本が揃いましたので、これで十分かなーと感じています。
正直75mmのレンズもほしいとは思いますが、流石に高くて手が出ません。
超望遠の300mm単焦点も1本欲しいところですが…