気持ちという真実
「捨てる」でもなく
「返す」でもなく
「預ける」という選択をした私
『捨てられなかった』という
その自分の気持ちは大事にしていいと思いますよ。
長年信頼している年上の女性からの言葉が、
じわっと胸の奥に染み込むように温かかった。
自身の朗読イベントをする前にも
「何があっても絶対に動じ無いように……」と、
コラボを組む相手の癖を知っての忠告だった。
案の定、
度重ねた打ち合わせも虚しく
依頼していた音源も頂けず
ぶっつけ本番を余儀なくされた
言い訳はしない
その相手と組むことを選んだのは
私の責任
だから
せめて
私の声を聴きに集まってくれた人達の心へ届きますように……
精一杯、朗読をやらせていただいた。
その時お越しくださっていた方々が
今もお越しくださっていることは
何事にも変え難い宝となっている。
「何があっても動じないこと」
その言葉が
これまで歩んできた道程の中で
何度思い出し、心を立て替えてきたことか……
生きていたら何が起こるかわからない。
身を置く環境もその時々に変化していくから
今の自分の気持ちという真実は
揺らぐことなく大切にしていきたい
その先にある
望みを捨てずに……
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実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。
お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊