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境界線

華やかな繁華街を少し外れると、街灯も乏しく、家々は軒を連ねているというのに、そこに人が住んでいる気配を感じられず、薄ら寒い違和感を覚える光景に出くわすことがよくある。


あの橋を越えたら……とか、

あの高架をくぐったら……とか。


あの世にも

この世にも


光と影を分け隔てる

境界線は

蜘蛛の糸を伝うように

存在しているのだろう



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