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擦り切れ


年に一度、不定期に自作の詩を読み聞かせる「実冬の味読」に、他府県からも駆けつけてくれた友人やファンの方々が集まってくださる中、無事に終えることが出来ました。

絵を描いたり、形にしていく表現の場合、作品を展示したギャラリーからまた別のギャラリーへ、同じ作品を展示することもあるかと思いますが、

自作の詩を書いて読み聞かせるという「実冬の味読」という活動をしている場合、いわば生身の私自身が表現作品として、来場者の方々にお聞かせする活動をしておりますので、二度と同じ演目をすることはありません。

年に一度の一時間弱ほどの味読に、ファンの皆様がご自身の時間を削り、また調整してお越しくださるからには、良かったと言っていただけるよう精一杯の真心でお届けしたい思いがあります。

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photo by Tomoko Nakakita


味読が無事に終わった後、集まってくださった方々へご挨拶して、打ち上げもして……


皆さん、本当に良い方ばかりなんですが、


実は私……

人と話すのが本当は苦手なんですね。

そんな風には見られないのが、自分を偽ってる感が何処かにあるんですけど。

だから、おのずとパーティも苦手となる訳なんですが、来てくださった方々の展覧会やイベントも、自分が来てもらっているのに行かない訳にはいかない。

そのお越しくださった方だけに会うなら良いのですが、行けば見知らぬ人や苦手な人もろもろ、そこにいてたりする訳でして……


そこから生まれる出会いもあるのにね。


コラボしてくれている写真作家の展覧会に、私もモデルをした作品がありますし、私に会いに来てくださる方もいらっしゃるから、最終日まで気を抜けない。


終わったら、少しボーッとできる時間を持ちたいですね。







実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。 お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊