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実冬の味読の話


いつもは自作の詩を朗読するーといった朗読表現をしています実冬の味読なんですが、今回は自身の詩は五篇、あとは萩原朔太郎の「猫町」という物語を朗読します。

実はここ二年ほど前に知り合った方に萩原朔太郎の詩集を見せられて、朗読して欲しいと言われたのですね。
それが「その手は菓子である」という過去にnoteでも朗読してますが、なかなか艶っぽい詩を読ませるやないかと、ちょっとドキドキしながら朗読したという思い出があり、そこから萩原朔太郎を調べて、なるほど「猫町」という物語を書いたりもしてるんだな〜と買い求めまして。

そこで、私設図書室の室長さんから「どんな詩が好きですか?」と聞かれた時に、そういえば……から、萩原朔太郎のことを話してみたのですね。
それから数日後の打ち合わせ時に『猫町』の朗読を提案されたのです。

ざっくり猫町ってどんな本なんだということを説明すると、詩人の妄想癖から生まれた独り言のような心の声を収めたような内容です。

なので、物語と言っていいものかと思う程、この猫町には登場人物同士のセリフのやりとりがありません。
おそらく実冬の声で聴くと、寝落ち確定のような内容ではないかと思われます。

でも、寝てもらっても全然構わないという触れ込みでやらせてもらうので、そこはお気になさらずに……かな。

前に長い物語を朗読した際には、イビキかいてた人が居たので、さすがにそれは他のお客様のご迷惑にもなりますから、室長さんにツンツンして起こしてもらうようお願いしてます。

さてさて、実冬の味読まで残すところあと10日と迫って参りました。

noteを閉じて、ラストスパートの練習に励みますね。

では、また(ФωФ) 

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実冬- Mifuyu (ことばの表現者)
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