見出し画像

音楽が包み込む、日常ドラマの世界観。「団地のふたり」と「きのう何食べた?」


劇伴が好き〜はじまりは「風の谷のナウシカ」から


私は、映画やドラマ、アニメ、ゲームやCMなどで使われる音楽がとても気になる子どもでした。
劇伴とは・・・映画やテレビドラマ、演劇、アニメ等の視覚作品に合わせて流される音楽のことで、BGMやサウンドトラックなどとも言われています。
一番最初に買ってもらったレコード(世代がバレますが)は風の谷のナウシカのサウンドトラックでした。
実家の近くにレコード屋さんがあって、ずらりと並んでいるLPの中からこのジャケットをみつけた時は、胸がときめきました!

留守番中に家でこのレコードを聴いていて、曲を飛ばせないので、巨神兵のテーマが流れたら怖くてこたつの中で耳を塞いでやり過ごしていた…小学一年生の私。
安田成美さんが歌う「風の谷のナウシカ」テーマソングが聴きたかったのに、レコードに入っていなくてとても残念な気持ちになっていたのもよく覚えています。
が、エンディングテーマ「鳥の人」が大好きで、この曲を聴くために飛ばせない怖い曲を頑張って聴いていたのでした(^^;)
好きなサウンドトラックや劇伴はたーくさんあるので、おいおいnoteで語るとして。今日はこちらです。

あったかい日常ドラマの劇伴〜「団地のふたり」と「何食べ」

最近観ているドラマの一つが、「団地のふたり」です。
小泉今日子さんと小林聡美さんのダブル主演、50代独身・実家暮らしの親友ふたりが団地で過ごす中で起こる出来事を、時にほのぼの、時にホロ苦く描いているドラマです。

このドラマを観ているとついつい口ずさんでしまうのが、ドラマのテーマ曲。
クラリネットで演奏されていて、なんとも心をほっこりほぐしてくれるあたたかなメロディです。
この空気感、どこかで聴いたことあるなあ〜と思い、調べてみました。

作曲家は澤田かおりさん。なんとこの方、女優の沢田亜矢子さんの娘さんでした。
バークリー音楽大学で学び、シンガーソングライターとしてご活躍中。
アーティストへの楽曲提供やCM音楽作成、ドラマの劇伴と幅広いジャンルで作曲をされています。

で。私がびっくりしたのはこの後です。
大好きなドラマのひとつ…「なに食べ」こと「きのう何食べた?」の劇伴も担当されていたのですって!!!

人が料理しているのを見るのが好き…どうせなら作ってもらえるのが幸せ。
お料理の時のこの音楽が、たまらなく好きです。
待っている間のワクワク感!
レシピ動画で美味しそうなので、ご機嫌な音楽と共にぜひご覧ください。
私も食べたい(^^)

と、紹介しているだけで嬉しくなってきてしまいました。

「団地のふたり」は日常+友情
「きのう何食べた?」は日常+ほのかなBL
と、どちらも日常の中の物語が丁寧に描かれているところが大好きです。
そしてどちらの音楽も澤田かおりさんということを知ってから、ますます嬉しくなり、彼女の音楽が包み込む世界観がとてつもなく愛おしく感じられる…やっぱり劇伴って素晴らしい。としみじみ思わされたのでした。

「何食べ」シーズン3作ってくれないかなあ。
西島さんもインスタで、ケンジが恋しいって言ってたし!

「団地のふたり」は原作の続編が10月に発売だそうなんですね!
気が早いけど、ドラマの続編があったら嬉しいなあー。

「何食べ」も、「団地のふたり」も、
ぜひまたドラマに帰って来てくださーい(熱望)
※ブログを書いた時点では、「団地のふたり」はそろそろ最終回!?というところです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?