三船陸

株式会社FinT 元武術太極拳選手 hiphopが好き

三船陸

株式会社FinT 元武術太極拳選手 hiphopが好き

最近の記事

武術が大好きだった、1年前の自分に。

お世話になっております。 三船です。 アスリート時代になんとなく続けていたnoteも、更新が止まって早1年経ってしまいました。 今はSNSもあんまり動かせてないですね… でもおかげさまで元気にやっております! 私は、去年の秋に武術太極拳選手を引退し、今はSNSマーケティングを中心としたベンチャー企業、株式会社FinTで働いています。 最近ここ一年で評価していただいた仕事のうちの一つがMarketing Nativeに公開されました。 ⬆️ご興味あれば是非とも。

    • KLにて

      皆様元気に過ごしておりますでしょうか? お久しぶりです。 私は今、弟と共にマレーシアはクアラルンプールに来ております。 目的は当然、来月14日から始まる第40回全日本武術太極拳選手権大会に向けての強化訓練です。 社会人になった今、こんな長期の海外遠征に行けるとは思ってもいませんでした。 支えてくれた家族、長期の離脱でも力強く送り出してくれた会社の方々に感謝を。 おかげで頑張れております。 なぜKLにこのタイミングで行くことになったのかは諸々の事情もあり、長くなりますので

      • 夏:デュアルキャリアのリアル

        三船は平日、千葉にいます 連日厳しい残暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 研修期間が終わり、本格的に買取店で働き始めました。三船です。 私の配属は千葉エリア。 なんぼやペリエ千葉店や、船橋フェイス店にて平日勤務しております。 社会人になってもうじき半年が経つといったところですが、生活リズムにも慣れ、周りの方々の助けもあって競技練習にも参加できており、確実に学生時代よりも充実した毎日を送っています。 今回は私の仕事の話です。 私が勤めているのはバリュ

        • 2022年 私の全日本

          ご無沙汰しております。 第39回全日本武術太極拳選手権大会が終わりました。 取り急ぎ結果の方を報告させていただきます。 自選難度競技 男子長拳の部 優勝 インスタグラムの方でも報告させていただきましたが、社会人になって一発目、二大会が無くなった状態で迎えた久しぶりの全日本で結果を残せたことには非常に満足しています。 ただ、演武の内容だけでみると、決して良い出来ではなく、いつもはしないミスもあったりと、私自身の弱さがあらわれる部分も多々あったと思います。 怪我、疲労、

          サウナについて

          年々、暑さが堪える歳に近づいているような気がします。 ジメジメした季節になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 本日はサウナ回。私がこよなく愛するサウナの全てを吐き出していきます。 読者の皆様はサウナについてどのようなマイナスイメージをお持ちでしょうか? 「息が苦しい」 「オッサンが行く場所」 「水風呂に入るのがわけがわからない」 「拷問」 「無理」 こんな感じでしょうか。まあ、そうおっしゃりたくなる気持ちはわかります。 サウナー全員も上記のようなことを思

          サウナについて

          春:デュアルキャリアのリアル

          皆さんご無沙汰しております。三船です。 こちらはヒノキ花粉の猛威がおさまったと思ったら、湿気と連日の曇天でなかなか気持ちも晴れない日々が続いております。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 社会人になってはや1ヶ月。現在は研修期間中なので、仕事として結果を残せたという報告は出来ませんが、平日フルタイムで働きながら練習するという生活スタイルには慣れてきました。 しんどさを感じる時もありつつ、学生の時よりも生活リズムが整っているという点ではコンディションのブレがなくて良いという

          春:デュアルキャリアのリアル

          大会前のルーティンについて

          数少ない読者の皆様、毎度のことながらご無沙汰しております。3月から5年住んだ大阪を離れ、東京に引っ越します、三船です。 2月5日から6日の二日間、大阪武術太極拳トレーニングセンターで開催されました、大阪府大会に出場してきました。 結果としては長拳で優勝、短器械で(剣)3位でした。剣は難度動作を失敗し、長拳は難度動作でギリギリ堪えて、という形で、なんとも課題が残る大会となりました。 しかしほぼ2年ぶりの公式の大会、やっぱり楽しかったですね。 この状況下で開催されたことに感

          大会前のルーティンについて

          「諦観」の年だった2021

          皆様、年末年始いかがお過ごしでしょうか。 noteでの投稿がすっかりご無沙汰していますが、私は元気です。年の瀬ということもあり、いろいろなことがごたついてますが2021年をここで振り返ってみようと思います。 私にとって今年は、一言で表すと「諦観」の一年でした。 コロナ禍で去年に引き続きさまざまな活動が制限され、私にとっての軸であった競技選手としての活動はほとんどといっていい程無く、何かにつけて“諦める”ことを強いられた年でした。 字面を追うとネガティブな内容になってい

          「諦観」の年だった2021

          たまには幸せについて語ろう 〜23歳になりました〜

          皆さんいつもお世話になっております。 10月17日、また一つ歳を取りました。三船です。 定期的な更新がなかなかできずやや放置気味なnoteですが、懲りずに読んでくださる方、いつも感謝しております。お前らいつもサンキューな! 今回は私なりの人生観について書いていこうと思います。 「幸せとは何か?」 とはいえテーマがざっくりしすぎていて、主観で話すにも向かない内容ですので、Instagramの方で皆様の意見を集めてみました。 なんでいきなりこんなテーマ?と思う方もいるかと思

          たまには幸せについて語ろう 〜23歳になりました〜

          全日本の無い2年間を通して思ったこと

          いつも当記事を読んでくださる皆様。暑中見舞い申し上げます。 私も暑さが堪える歳になってきた気がします… 毎年毎年、私にとって夏の始まりは常に全日本とともにありました。 日に日に増えていく汗と緊張感、過酷になっていく練習メニュー、全套(通し練習メニュー)前のヒリつく感覚、汗だくのTシャツが肌にくっつく不快感、寝る前にその日の自分の全套を見返す時間… 武術選手にとっては文字通り心身共に削られる期間ではありますが、コロナでその感覚が薄れた今、私はあの時間を愛おしく思います。あ

          全日本の無い2年間を通して思ったこと

          だったらサラリーマンやれよって話

          就活について(マジで)ごく僅かな読者の皆さん、(マジで)お久しぶりです。 記事の更新が滞っていたのは、まともなネタがなかったということと、単純に大学と就活とで余裕がなく、面白そうな文章が書けなかったことが理由です。 あとは単に飽きたからですかね。 私、この度志望していた企業に無事内定をいただきまして、就職活動に終わりが見えて参りました。 noteに就活のことを書くには、内定が出てからでないと格好つかないと思っておりましたので、今は胸を撫で下ろしているところです。 ヤッタネ

          だったらサラリーマンやれよって話

          最低な配達の記憶

          皆さんどうも。 「また新聞ネタか」と思われるかもしれないですが、今回は真面目な記事では書けなかった最低の経験を綴っていきたいと思います。 新聞配達員の天敵について新聞配達員のみならず、配達系のお仕事をされてる方全員に言えることかもしれませんが、私達の一番の敵は雨です。 もうマジで困ります。雨が強いだけで配達自体1時間ぐらい普通に延びますし、モチベーションはダダ下がり、ストレスは爆上がりです。 「え?そんなのカッパ着れば良いんじゃないの?」とか思ったそこのあなた。 一度でい

          最低な配達の記憶

          “ミフネジン”という男

          今日は私の弟の話をします。 尊敬する選手は誰かと問われると、皆さんは誰と答えますか? 人によって様々ですが、それはベテラン選手だったり、コーチだったりすると思います。 私にとって、それは弟です。 私たちは双子ですから、体重、身長、肉のつき方はほぼ同じです。当然、動きもかなり似ています。 競技に関わっている者であれば私たちの動きの違いに気づくでしょうが、初見の人には分からないと思います。私たちは幼い頃から一緒に練習してきましたし、お互いの動きを見て育ってきたので、似るのは当

          “ミフネジン”という男

          暇は人を腐らせるんだって話

          花粉症が酷すぎてとりあえず鼻毛を全消ししてみたんですが特に変わらず、改めて鼻毛の存在意義について考え直しております。三船です。 去年からのコロナ期間で、多くの人は今まで味わったことのない暇と虚無感に苛まれていたかと思うんですが、私はあの期間に強く感じたことがあります。 それは、暇だと人間の精神は腐っていくということ。 以前から考えていたことですが、私は人間の感じる“暇”には二種類あると思っています。 1.時間的な暇単純に、予定がなくて感じる暇です。 コロナの時は顕著でし

          暇は人を腐らせるんだって話

          “技術のない選手“という視点から

          やっとワクチンの配布が開始され、去年から続くコロナ騒動にも収束の目処が立ってきたでしょうか。 どうも、武術太極拳の三船です。 今回はかなり競技者向けの記事となっております。 スポーツ選手というのはそれぞれの特徴があり、中には技術で戦う技巧派と、フィジカルでゴリ押す肉体派がいます。 これはどのスポーツにも言えることですね。 私は言うまでもなく後者のタイプですが、単に技術がないだけとも言えます。一口に“技術“といってもさまざまですから、今回の記事では“センス““才能“と置き換

          “技術のない選手“という視点から

          奇才ラッパー、5lackという男

          今日は私が大好きなラッパーの話をしたいと思います。 彼の「適当」に、私は何度も救われてきました。 5lack、またはs.l.a.c.k.。読み方はゴラック、スラックです。どちらも本人がリリックの中で発音していたので、おそらくどちらでも良いかと思います。 名前の呼び方すら適当なこの男。ですが日本のhiphopシーンでは唯一無二の存在感と圧倒的なスキル、そしてセンス溢れる彼独特の世界観で絶大な人気を誇ります。「孤高の天才」と呼ばれている彼について、おすすめの楽曲とともに語って

          奇才ラッパー、5lackという男