競技者としての葛藤と分岐点について
シニアの武術太極拳選手達にとって、大学、専門学校卒業というのは競技人生における大きな分岐点となります。“何かに必死に打ち込むこと”自体が美徳とされる学生という非常にスポーツに集中しやすい状況から、社会人になり、自他共に世間一般ではプロでもない限りスポーツは“趣味”であるという認識に変わっていく為です。
よく考えたらというか、よく考えなくても当たり前のことなんですが、競技を自身の生活の軸に据えている私達競技者にはなかなか気づきにくい問題です。
残酷な言い方をすれば、全日本でメ