「服」は1年中着ていますが、春先は、ちょっぴり特別な気がします。冬の間いつも同じコートを着ていたのに、春になって、コートを脱ぎ、青空の下で、毎日違う、色とりどりの服が着られる季節。なんだか、脱皮して、美しい羽根を披露するちょうちょみたいじゃないですか?
そこで、5月は〈今日は なにを 着ようかな〉というテーマの絵本をご紹介します。
最初は、毎日のお着換えの時に役立つ1冊から。
最初は、大人の手を借りていた子どもが、だんだん、自分でもお着換えができるようになります。最初は、なんだか間違えながら覚えていくもの。
でも、そのうち、わざと間違えて大人の反応を面白がったり、間違えた自分の姿を見て笑い転げたりと、ちょっぴりふざける余裕も出てくるんですよね。
そして、お洋服絵本の定番。着替えていないのに、服が勝手にどんどん変わっていく絵本。
別の記事では、『わたしのワンピース』から広がる遊びも紹介しています。
そして、私の大好きなタイプの「モノがここにやってくるまで」に想いを馳せることのできる絵本。
身の周りにあるモノは、作ってくれる誰かがいるからここにある・・・というのと同じように、考え方や思想についても、それを最初に言葉にしたり、行動したりした、〈誰か〉がいます。自分たちの習慣や考え方、当たり前だと思っていることは、本当に当たり前なのか、その「当たり前」は変えることができるのだろうか・・・と、考えるきかっけになりそうな本がありました。
いかがでしたか。
毎日、服を選んで着る、という日常の中にも、面白がったり、うきうきしたり、その先のことに想いを馳せたり、という色々な要素が詰まっていますね。
今日も、お気に入りの服を着て、わくわくした1日となりますように。