見出し画像

「あそびの専門家」という仕事のこと

【あそびの専門家】しみずみえです。
肩書は名乗ったもの勝ち、と言われて、個人で仕事を始めてから、ずっと、自分の肩書を何にしようかと、悩んできました。

最初のうちは、自分のできることのうち、何が仕事になるのか、何を売り出していいかが分からず、「子どもに関わることなら何でもやります」って言っていたこともありました。

2016年、『あそびのじかん』という本を出版したことが、1つのきっかけになりました。出版後、すぐに大きな反響があった訳ではないけれど、あそびに関わる仕事の依頼がじわじわと増えていき、だんだん腹が決まってきたように思います。

【子どもの育ちと遊びの専門家】って、言えるようになったのは、ようやく昨年くらいのことです。最近は、更に短く【あそびの専門家】ってきっぱり言えるようになりました。

そして、下記のように、できること/できないことを整理できたら、自分の中で、ちょっとすっきりしました。

■仕事の肩書:あそびの専門家

■仕事を通して得たいもの
・誰かのお役に立てる喜び
・自分の得意なこと/好きなことを発揮できる充足感

■仕事内容
①収入を得るための仕事
①-1 コンテンツ企画
※過去実績
・リゾートホテルでの仕事体験プログラム作成
・子どもの有料遊び場でのワークショッププログラム作成
・教育系施設で学習用コンテンツ作成
・オンラインプログラムの内容作成・進行
 ・上記に関わる指導・研修

②子どもや親子と出会うための仕事
②-1 子ども/親子向け遊びワークショップ企画運営
※過去実績
・児童館の親子クラス・親子向けイベント
・保育園での子育て支援クラス運営
・子育て支援事業などでの遊びワークショップ
②-2 保護者/保育者向け講座(内容:親子の遊び・絵本・キャリア教育)
※過去実績
・旭川こどものとも社様主催講演
・千葉県いきいき市民プラザ主催講演
・私立保育園主催 保護者向け講演
・子育て支援団体主催 保護者向け講演

■できること・得意なこと
 ・五感を使った遊び
 ・身体を使って体感する遊び
 ・子どもの個々の魅力を引き出したり言語化したりすること
 ・造形遊びや、絵本に関わること
 ・仕事体験のプログラム
 ・協力企業などのメリットを加味した企画立案
 ・条件や制約に沿う形での企画立案
 ・コンセプト整理のサポート

■できないこと・やりたくないこと
 ・序列や優劣をつけることを目的とした教育
 ・デジタルの世界だけで完結するコンテンツ
 ・プログラミングや英語学習など学校教育の先取りを目的としたもの
 ・制作者の決めた正解を子どもがなぞるだけのもの
 ・品のない笑いで、子どもの興味を惹こうとするもの

■コンテンツ開発の方向性

子ども向けのコンテンツを作る時に大事にしていること

親子向けのコンテンツを作る時に大事にしていること

「あそびの専門家」という一般的な仕事がある訳ではなく、あそびの専門家を名乗っているしみずみえの、現状所在地、を書いてみました。仕事の内容は、これから変わるかもしれません。得意なことも変わるかもしれません。

でも今の私はここにいる。

少しくらいガンコでもいいから、自分が自信と誇りと納得感を持って向き合える仕事に感謝して、精一杯取り組んでいこうと、改めて思うのでした。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!