
Photo by
48mama
クリスマスカードを書く
ここ数年、年賀状を印刷をするのをやめた。
それまでは、毎年、子どもたちの後姿の写真を使い、自分や家族の近況を書いた年賀状を印刷していた。
けれどもある年、いい写真が全く見当たらず、子どもたちも写真を撮られることが好きじゃない時期で、ふと「納得のいかない写真の年賀状を送っても、なんか、意味ないなぁ」って思ってしまったのだ。
年賀状が送りたい訳じゃなくて、1年に1度くらい、お手紙を送りたいだけだよね、と気づく。近況報告というか。つながりのあることを大事にしているというか。ならば、お手紙でいいんじゃないか、そう思って、ちょっとすてきなハガキに、近況報告を書いて送ることにした。
やっていることは大して変わらないのだけれど「お正月だから年賀状を送らなくちゃいけない」から「お手紙を書きたいから書く」に変わった気がした。
3-4年、そうしてきたかな。
今年は、そのなかの何人かに、クリスマスカードを送ることにした。年賀状よりも日にちに幅があるし、気軽に送れそうな気がして。「年賀状じまいをした」という人にも、送っても良さそうな気がして。
クリスマスのモチーフは、どれもとても魅力的だから、クリスマスカードは書いているだけで楽しい気持ちになる。悪くない。ルールも特に決まっていないし。
お手紙って、結局、自分と相手を繋いでくれるものだから。いつ送ってもいい。形式だって、何だっていい。
でも、日常でバタバタしていると、つい、普段会わない人に思いを馳せることなく、あっという間に日にちが過ぎてしまうことも多い。1年に1度くらい、「送る理由」があるのは、有難いことだと思うんだよね。
そんな訳で、今年は、クリスマスカードを何枚か書いた。良さそうだ。来年はもう少し増やしてみよう。