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自転車のヘルメットは 被っていない人が多いらしい

「普通のオバさんで、今でもヘルメット被って自転車に乗っているのは、かーさんだけだよ?」とムスメに言われる。
まぁ、そうかもしれない。自転車に乗っていて、ヘルメットを被った大人には、ほとんど出会わない。

先週が、秋の交通安全週間だったからだろう。大人のヘルメット着用率が低い、と言う話を何度もニュースで観た。理由は、めんどくさい・持っていない・置き場所がない・髪型が乱れる・・・などなど。たぶん、理由なんてほとんどなくって、「別に被らなくてもいいんじゃない?」って思っているのだろう。だって、自転車は、子どもの頃からずっとずっと乗り続けていて、自分の足みたいなもの。そんなに大層にする方が、逆に恥ずかしい気がするのかもしれない。

私だって、自転車は子どもの頃から乗っている。小学校の頃は、友達の家に遊びに行く時は大抵自転車だった。毎週のように、帰る時間が遅くなり家まで猛スピードで飛ばして帰った。公園で待ち合わせる時は自転車必須で、自転車を乗りまわして、学区内の公園をあちこち行った。自転車に乗ることそのものが遊びだった。

けど、どんなに乗り慣れていても、危険であることには変わりはない。最近は、車道の両端に「自転車通行用」の印刷がある道も増えてきた。自転車用の場所を走っているぞ、とは思うのだけれど、やっぱりすぐ横を、びゅん、と車が走る道は緊張する。

だいたい私は自分の運動神経と運転技術を1ミリも信用していないので、いつ何があってもおかしくないと思っている。何かあった時に、少しでも自分を守れるようにしておこうと思って、努力義務だろうがなんだろうが、関係なく、ヘルメットを被っている。

そう言えば昔はシートベルトもそんな感じだった。着用義務ができてすぐの頃は「面倒くさい」「意味はないかもしれないけれど、ルールだから仕方ない」などという風潮が強かった気がする。それでも、定着した。ルールが変わる時って、そんなものかもしれない。

別に、世の中の全ての人に「ヘルメット被りましょう」って言いたい訳ではない。被りたくなければ、被らなくてもいいんじゃない?でも、私は、ルールに関係なく、勝手に被っている。少しでも安心して乗っていたいからね。


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