【絵本から広がるあそび】11さつ目『おせんべ やけたかな』
絵本を入り口にして、そこから広がるあそびのアイディアをご紹介します。
今回の絵本は『おせんべ やけたかな』(こがようこ:構成/文 降矢なな:絵 童心社)
どんな絵本?
「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」でページをめくると、おせんべいが1枚焼けて、にっこり!わらべうたの手遊びを、絵本ならではの楽しみ方で味わえる本です。
あそび① わらべうたあそび
子どもの頃、「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」という、わらべうたで遊んだでしょうか。遊び方は簡単。
手のひらをおせんべいに見立てて遊びます。
手を出して、手の甲を上に向けます。
誰か1人が、「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」と言いながら、手を1枚ずつ指さします。
「な」のところで、指された手が、焼けたおせんべい。ひっくり返します。
また、「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」と言いながら指さし、「な」のところでひっくり返す・・・を繰り返します。
ひっくり返したおせんべいは、もう1度「な」であたったら、焼けたおせんべいとして、引っ込めます。
そうやって、全部のおせんべいが焼けるまで、繰り返して遊びます。
あそび② 手作り おせんべカードあそび
わらべうたの遊びを、カードを使って遊ぶこともできます。
まず、おせんべいカードを作りましょう。
【準備するもの】
厚紙(裏表とも白いもの)
はさみ
ペンや色鉛筆
※厚紙は、洋服を買ったときに、型崩れ防止に入っているものなどが便利です。
【作り方】
①厚紙を丸く切ります。どんな大きさでもいいですよ。セロテープやガムテープの芯などを型にしてなぞってもいいですね。
②片面を薄い茶色、もう一面を濃い茶色に塗ります。
③薄い茶色の方に寝ている顔を、濃い茶色の方に目が覚めた顔を描いて、完成。色塗りや顔の表情は、親子で楽しみながら作ってくださいね。
【遊び方】
①おせんべいを全部並べます。薄い茶色が表向き。焼けていない方ですね。
②「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」と言いながら、1枚ずつ指さします。「な」で指さしたカードをめくります。(焼けた!)
③ ②を繰り返します。顔が出てきたのを楽しんでもいいし、食べるマネをしてもいいし、「な」であてたカードは自分がもらえるルールにしてもいい。色々なルールを加えてみてくださいね。
自分でルールや遊びを付け加えられるのも楽しいところです。
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いかがでしたか。
絵本から広がるあそび、楽しんでみてくださいね。
絵本から広がる遊びの説明は↓こちら↓
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