昨年、かがくいさとしさんのドキュメンタリーを観ました。絵本作家になる前から子どもたちに寄り添い続けてきたことや、子ども1人1人に向ける視線の暖かさが伝わってきました。
かがくいさとしさんにまつわるエピソードの中でも、私は、「だるまちゃんの読み聞かせ動画をお考えのみなさまへ」というブロンズ社さんのブログを、とても好ましく思っています。
ぜひ全文はリンクから読んで頂きたいのですが、趣旨としては、かがくいさん自身の意向を尊重し、ちいさな赤ちゃんのための本は、目の前のその子を大切に思うだれかが、肉声で読んであげてほしいと考え、動画の許諾はお断りしている、という内容です。
私は、特に下記のあたりが心に響きます。
という訳で、今まで何度もご紹介してきた「だるまさん」、また、やっぱり何度もご紹介してきた「だるまちゃん」の絵本を、改めてご紹介します。
まずは、「だるまさん」。
そして、だるまちゃん。
「♪だーるまさん、だーるまさん」と唄うのは、にらめっこ、ですね。
「にらめっこ」でもう1冊。
いかがでしたか。
おめでたいモチーフである「だるま」を通して、子どもたちを見守る大人たちの暖かさを沢山感じたように思います。
良い年となりますように。