水彩画のイチゴとわたし
今2018年に描いたイチゴの絵が出てきた。
この頃は卓上にいつも絵筆とパレットを置いていて、見目麗しい果物が手に入るとパクリと食べる前にサラリと描いてその姿を絵にとどめておくのが習慣になっていたのだ。
このイチゴは「あまおう」だったかな。
姿形も美しいが、色艶も絶品だった。
同じようにみえても、すべてのものにはちゃんと個性がある。
そこにある彼らの小さな主張をしっかりと聴き取りながら、
目に見える姿、目に見えない姿を感覚的に受け取り、
最善の形で彼らの生き様を投影していく。
それがわたしの絵創りの源。