FOSS4G 2022 Japan に参加してきました!
グラフィックデザイナーの加藤(@chizutodesign)です。
11月12日から13日にかけて開催された、FOSS4G 2022 Japanに参加してきました!
そもそもFOSS4Gとはなんぞや?という話なのですが、
FOSS4GとはFree Open Source Software for GeoSpatialの頭文字を取ったもので、オープンソースの地理情報(GIS)ソフトウェア群を意味します。
つまり、QGISに代表されるオープンソースのソフトを使う人々のコミュニティのイベントというわけです。
FOSS4Gは今年夏にイタリアで開催された国際的なカンファレンス(MIERUNEメンバーが参加しました。その時のレポートはこちら)もあれば、今回のようなJapan、さらにHokkaido、TOKAIなど地域に根付いたコミュニティも存在します。
実は、MIERUNEはFOSS4G Hokkaidoの当時の運営メンバー3人で創立した会社です。このようにFOSS4Gとは切っても切り離せない関係にあるMIERUNEは、現在でもFOSS4Gソフトウェアやコミュニティに対して継続的に支援を行っています。
…と前置きはこのくらいにしておいて、さっそく当日の会場の様子をご紹介しましょう。
昨今の情勢もあり、今年は発表者のみオフラインで、一部の発表者や他の参加者はオンラインで視聴するハイブリッド形式の開催となりました。
早く全員がオフライン参加できる世の中になってほしいところですね。
さて、今年のFOSS4Gのテーマですが「ニュージェネレーション」、日本語に訳せば「新世代」ということになります。
日程については11月12日のコアデイ・13日のチュートリアルデイに分かれており、コアデイでは様々な方々が発表を行い、チュートリアルデイではハンズオンとして実際にFOSS4Gソフトウェアを触ってみよう、というイベントが行われました。
MIERUNEでは12日のコアデイに、
桐本がスポンサー講演として「FOSS4Gカルチャーとクラウド」
曲が一般講演で「R言語・OSMデータとネットワーク」
井口が一般講演で「State of MapLibre GL JS: 最新機能やコミュニティの動向を紹介」
加藤が「パネルディスカッション: 新しいGeoについて」
にそれぞれ発表・参加しました。
13日のチュートリアルデイでは、
久納が「【初心者向け】地図をオープンデータから作成してみよう!」にて講師を務め、QGISの基本的な操作方法をレクチャーしました。
MIERUNEでは、この他にも企業向けに有償のQGIS講習会を行っています。
基本操作からPythonを使ったプログラミングや、点群・3Dデータの可視化まで体系的にQGISを学ぶことができます。
さらに、お客さまのニーズに合わせコース内容をカスタマイズすることも可能です。
詳しくは下記サイトよりお問い合わせください。
…とMIERUNEの宣伝ばかりしてしまいましたが、他の方々の発表に関してもとても興味深く勉強になるセッションばかりでした。
動画はYouTubeにて全て公開されているので、ぜひご覧いただければと思います。
個人的にパネルディスカッションに初めて参加したこともあり、緊張してしまい一部記憶が飛んでしまっているのですが、その中でもFOSS4G運営のメンバーの方々の「自分たちで作り上げていく」姿がとても印象的でした。
FOSS4Gのコミュニティでは新たなメンバーを随時募集中しています。各地のコミュニティもありますので、気になった方はぜひコンタクトしてみてください。
GISとか地理とかよくわからないし…という方も、オンラインで視聴するだけでもきっと新たな発見があるのではないかと思います。
最後になりましたが、運営や関係者の方々に感謝の意を表します。ありがとうございました。
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