キッチン🍴三重の恵み🌿『三年杉森』リレーコラム⑱伊勢志摩冷凍ver.第一回試食会！

こんにちは！！4月に入ったということで、新1年生も入ってきました。自分達は1つ学年が上がり3年生になりました。今回は、4月19日のオンライン試食会についてのまとめを皆様にお届け致します。

挨拶

改めまして、相可高校調理部部長、新3年生の杉森です。4月から、新1年生も入ってきたということで、また身が引き締まる思いです。

さぁ、商品開発もいよいよ大詰めとなってきました。今回はサチージョの分量、原価にすごく悩まされました。

今回の流れ

①おかき揚げとサチージョの原価の微調整

②細かい所のレシピの確認

③販売する時のポップやシールについて

④商品と一緒に渡すお手紙について

以上の4項目です。

おかき揚げ🍘【原価】

以前の試食会で揚げ衣のおかきを、100％にすると原価が高くなってしまいました。そこで天かすを加えることにしました。割合はおかき50％、天かす50％の揚げ衣です。すると、これが意外と美味しい！みなさんにも高評判だったので、このまま１：１の分量にすることにしました。すると原価も下がり、一石二鳥です。

三重のサチージョ🥘【原価】

今回は、サチージョの原価、レシピを決めるのに1番時間がかかりました。
まずは原価からです。サチージョを販売するに当たって1パックに何人前のサチージョを入れるのか、またその時の価格はどれくらいが良いのかを話し合いました。生徒・田中さん・西出さん・石川さんの意見では2人前ワンコイン【500円】で収めたいという意見が多く出ました。
しかし、サチージョの中に入っている具の種類が多かったり、少し高いドライトマトが入っているということで2人前ワンコインは難しいという結果になりました。そのため2人前700円代ぐらいで収めたいと思い、1人前の時の値段と、3人前になった時の値段も一緒に考えました。色々なパターンを試み少し大変でしたが、なんとか近いところまで持っていくことが出来ました。

おかき揚げ‪🍘‬【レシピ】

おかき揚げは、伊勢志摩冷凍さんでの試作品をB班が試食しました。感想を聞くと、伊勢志摩冷凍さんでの加工の仕方が自分たちの加工の仕方と少し違い、衣が大きく、小魚をくっつけて加工されていました。それにより揚げ時間、オーブンで焼く時間ともに少しづつズレがあり、中が少し生だったという意見が出ました。
そのため自分たちの加工の仕方と、伊勢志摩冷凍さんの加工の仕方を再度確認し合いました。すると、おかきの砕き方が大きく違うことが分かったので、1度自分たちが砕いた物を伊勢志摩冷凍さんにお送りし、そのおかきで試作をしてもらうことにしました。次の試食会では、より美味しいものに仕上がっていると思うとワクワクします！！

三重のサチージョ🥘【レシピ】

サチージョは本当に大変です。入っている具材が多いということもあり、原価がおかき揚げよりも少し計算が難しいです。自分が計算が苦手というのもあるのですが、メンバーの皆や、田中さんに手伝って頂きながら、具の調整、油の量などを何度も試作を行いベストのものを探しました。
今回伊勢志摩冷凍さんの、サチージョを試食した所、見た目がすごく良かったです。自分たちが試作した時よりも魚の身割れが少なく綺麗に仕上げていただきました。
しかし、油の量が、以前自分たちで出した分量でつくっていただいたのにかなり少なかったイメージがあります。これは少量の調理か大量調理かの違いによるものだと考えました。このサチージョは販売する時、〆パスタでも食べれるよ！という表記も考えているので、油の量をもっと増やしたいと思いました。もう一度油の量を確認し直して、そこに入る具の量の調節を行いました。
結果、1人前1パックのものは、元の油の量の1.5倍から2倍まで増やしました、3人前1パックの物は、以前の試食会でお送りしたものの分量【60ｇ】にプラスαしました。2人前1パックは、単純に1人前1パックのものと3人前1パックの物の間を取りました。この分量で1度、伊勢志摩冷凍さんに試作していただくということになりました。
具の量は、田中さんと話し合った結果、小魚とその他の魚の比率をかえ、小魚を増やしました。そして、全体的に分量を分かりやすくキリのいい数字にしました。そしてドライトマトの味が強かったので少し減らしました。
そうすることで原価が、1人前400円代2人前800円代3人前1200円代まで決めることが出来ました。もう少し原価を落としたいのですが、これ以上具を減らすことが難しいので、すごく悩みどころではあります。ですのでもう一度試作してもらったものを試食して、再度確認していきたいと思います。

ポップ シールについて🍴

今回は、商品の販売にあたってのポップ、商品に貼るシールについても詳しくお話をお聞きしました。
ポップについては、商品名をズドーンと唄い、そこに少しアピールポイントを入れるぐらいがちょうどいいのかなと自分は思います。商品に貼るシールについては、サイズが小さくなってしまうため、どのようなものにすれば良いのかということで、西出さんも悩んでおられました。自分達が販売しているまご弁当には、小さいシールが貼られており、白衣を着た西岡先生と、その横に生徒が2人立っているというような形で、ワンポイントの小さいシールになっています。それを使ってキッチン三重の恵のシールと、自分達のまごシールを一緒に貼ってもいいのかなと僕は思いました。これからもっと意見交流を行い、より良いものを見つけたいです！

お手紙について✉

お手紙について西出さんのお話をお聞きしたところ、A4サイズの紙に裏表で文字を入れ、自分たちの感想、伝えたいことや思ったことなどを入れ、さらに、これまでの三重の恵みの活動や、ちょっとした紹介を入れてみようという形になり、すごく良いなと思いました。いっぱい苦労したことや、伝えたいことがあるので、買って頂いた皆様にその手紙が届くのがすごく楽しみです。

まとめ

もう少しでそれぞれの料理が完成して、メニュー、レシピ、原価ともに決まってきます！！どんなものに仕上がるのか、お客様に手に取ってもらってもらえるということを考えると凄くワクワクしてきました！最後まで、一生懸命頑張りたいと思います！！