電話のあとの抜け殻
久々に電話をした後、前の文を打ったのだが、そのあとなかなか寝られずそのまま朝を迎えた。なにしてるんだか、自分は。
だるさの残るからだを持ち上げ、ベッドの上で昨日の声を思い出していた。あの時間も何だったのだろう。
すると通知にAくんからのインスタのフォローが来ていた。そして、「昨日はありがとう、寝れなくて暇すぎてインスタつくった」と言っていた。ああ、寝れなかったのが一緒だなと、すこし恥ずかしくなった。だから、素直に「私も寝られなかった」と返すと、「それって俺ともっと話したかったってことやんな?(笑)」と返してきた。だから、素直に「そうかもしれないね」と返した。それは彼にはいつものように流されたって思ったみたい。
彼女のインスタを見つけた。よくないことと知りながら、見に行ってしまった。そしてわかったこと。
彼女とはもう一か月ほど前から付き合っていたようで、水族館やいろいろ出かけていた。なんだろう、すこし複雑な気持ち。付き合いたてだと思っていたから、ちゃんと彼氏をやってるじゃんと思った。
でも、私が彼のインスタをだれがフォローしているのか、彼女のインスタを見ていたのと同じように、彼も私のインスタを見たりしているのだろうか。
またこうして今日も彼のことを思ってしまう。