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福島原発事故由来放射能汚染は続いている=イノシシ1万8千Bq/kg、マツタケ3万4千Bq/kg


福島原発事故の放射能汚染の現実

X(旧Twitter)をやり出したら、福島原発事故の避難者の人たちが福島原発事故由来の放射能汚染のことをツイートすると、デマだとか、風評加害とか、ひどい中傷のリプ(返信)が大量に返ってきてびっくりしました。コミュニティーノートまで必ずのようについてきて、福島原発事故をなかったことにしたい人たちは必死です。
先日友人が、福島のイノシシから1万Bq/kgを超える汚染が出たようだよと教えてくれたので、ネットでググってみたら、福島県飯舘村HPの昨年11月の測定結果でイノシシ1万Bq/kg超えを見つけました。
Xに投稿したところ、反響が大きかったので、まとめてみました。

飯舘村の測定結果より

飯舘村に測定申し込みがあった食品等の放射性物質の測定結果というHPがあり、測定した食品の放射性セシウムの数字が公表されています。
ちなみに一般食品の放射性セシウムの安全基準は100Bq/kg
乳児用食品の放射性セシウムの安全基準は50Bq/kgとなっています。
以下の数値はすべてセシウム134と137の合計です。

2024年5月 シイタケ 8206.8Bq/kg

https://www.vill.iitate.fukushima.jp/uploaded/attachment/14943.pdf

シイタケ 8206.8 Bq/kg
ワラビ  1681.5 Bq/kg

2024年4月 コシアブラ 2945.5Bq/kg

https://www.vill.iitate.fukushima.jp/uploaded/attachment/14877.pdf

コシアブラ  2945.5Bq/kg
シイタケ   1694.6Bq/kg
ワラビ    2468.4Bq/kg

2024年3月 ハチミツ 730.8Bq/kg

https://www.vill.iitate.fukushima.jp/uploaded/attachment/14742.pdf

ハチミツ  730.8 Bq/kg

2023年12月 イノシシ 1855.6Bq/kg

https://www.vill.iitate.fukushima.jp/uploaded/attachment/14484.pdf

イノシシ 1855.6 Bq/kg

2023年11月 イノシシ 1万8千Bq/kg

https://www.vill.iitate.fukushima.jp/uploaded/attachment/2307.pdf
イノシシ 1万8883Bq/kg  (タイトル画像)
ナツハゼ    346Bq/kg
カキ      232Bq/kg
キウイ     171Bq/kg

2023年10月 マツタケ 3万4820Bq/kg

https://www.vill.iitate.fukushima.jp/uploaded/attachment/14351.pdf

マツタケ    3万4820Bq/kg
アカキノコ   1万6934Bq/kg
コウタケ    5万9729Bq/kg
クロカワ    3万4820Bq/kg
ムラサキシメジ 4万6401Bq/kg

牛肉から120Bq/kg

9月3日に↑のようなニュースが流れました。原因は13年前の稲わらを食べさせてしまったことだそうです。
「この牛の肉は市場に出回っておらず、県は県内すべての農家について牛の出荷前の検査を改めて行い安全性を確認するとしています」とニュースは福島県産の畜産物の安全を強調して終わっています。
しかし野生のものをみれば、12年半経ってもこんなに汚染されていて、このことは報道されません。

測定依頼した人の気持ち

飯舘村の測定結果はあくまで測定依頼があったものの結果を発表しています。自主的に持ち込まれたものです。ここでは高い数字のものだけ抜粋しましたが、昨年10月の測定依頼件数は合計214件。内キノコ類の測定99件のうち100Bq/kg以上が89件です。自分たちの村の汚染状況を知りたいという切実な思いを感じました。
「福島原発事故をなかったことにしたい」原子力ムラの攻撃に負けず、放射能汚染の現実を直視することが重要だと痛感します。

福島原発事故はまだ終わってない

???どんなキノコか調べてみました???

コウタケ

このきのこ“香茸(こうたけ)”という名前。
特有の強い香りを放つために名付けられました。
秋に松など広葉樹林の中に群生する、傘の直径が10~20㎝のきのこです。
傘は中央部が柄の根元までくぼんだ漏斗型で、その表面は尖った粗い鱗片で覆われています。そして、裏側には針状の突起がびっしり。
写真からも分かる通り、見た目はインパクト大!
調べてみると、元々は見た目が獣の皮革に見えることから「革(カワ)茸(タケ)」と名付けられたそう。しかしながら、強い香りを放つこと、さらには「カワタケ」に起こった音便が相まって、現在では「香茸(コウタケ)」と呼ばれる方が一般的となっているそうです。乾燥させるとさらにその香りが強くなるのだとか。また、香茸は日本特産種と言われており、その荒々しい見た目とは裏腹に、香り高い優秀な食用きのことして珍重されています。なんと1kgあたり10000円以上!もすることも珍しくないようです。
わが研究所のきのことり名人によると、実はこの香茸の香りは、人間だけではなくマムシも好むそう。「香茸を見つけたらまず周囲をつついてマムシがいないか確認必須ですよ!」とアドバイスを頂きました。
これは難易度の高いきのこですね。

ムラサキシメジ

ムラサキシメジは食用のきのことして知られており、フランスではその見た目から「ピエ・ブルー(青い足)」と呼ばれ、高級食材として親しまれてきました。日本でも煮物・鍋物・お吸物などにして食べられています。しかし、生食すると中毒を引き起こすことがあるので、くれぐれも注意して下さいね。

クロカワ

秋にアカマツやシラビソなどの針葉樹林内地上に群生する。「くろっと」、「ゆのはな」、「うしびたい」など様々な呼び名がある。 これほど多くの地方名がついているという事は、全国各地で利用されていることの証でもある。ただ、きのこ自体は苦味が強く、決して万人向きのきのこではない。
 傘の表面は灰白色から黒色で、なめし皮状またはごく細かい短毛でおおわれる場合もある。傘の裏面は白色で管孔状、傷つけると赤紫色から黒紫色に変色する。 柄は傘と同色で太い。

アカキノコ

担子菌類マツタケ目モエギタケ科の食用キノコナラクヌギ、クリなどの広葉樹の切り株や倒木上に叢生(そうせい)する。傘は半球形から扁平(へんぺい)に開き、径3~8センチメートル、表面は赤褐色ないし栗(くり)色、縁のほうに白い綿くず状の繊維を帯びる。ひだは初めは黄白色であるが、胞子が熟すと淡紫褐色となる。胞子紋は暗紫褐色。茎は長さ5~10センチメートル、上半部は黄白色、下半部は茶褐色。半開きの若い傘の下側には綿を伸ばしたような薄い膜が張るが、茎にはつばとして残らない。晩秋まで発生し、美味な食菌として昔から広く親しまれる。地方名も多く、クリノキモタセアカキノコアカンボウヤマドリモタセなどがある。近縁ニガクリタケは毒キノコであるが、全体に硫黄(いおう)色ないしレモン色を帯び、味が苦いので区別はむずかしくない。しかしニガクリタケのほうが季節を問わず、しかも、至る所に発生するので注意が必要である。

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