詩: こんな日は、本を。(+アナグラム歌会2ノ中継①)
わたしたちの
つかう魔法は、言葉
スペルは、日本語
パスポートは、ノート
ここは
「こんな日は、本を」の国
わたしたちの
ことだまのさきわうところ
そこでだけ つかえる日本語
呪文のワンダーランド
こんなにたやすく
ここで言葉をかわせることに
感謝をこめて
「こんな日は、本を」
どうぞ。
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建国記念の日に、花望いふさんの詩「ただのつぶやき。」を読んで、「日本」という国は、「こんな日は本」の国かもしれない、と思って書きました。
「日本」という国にはいろいろ思うけれど、「日本語」はやっぱり大切で、頼りにしている。アナグラム詩を通じて、「日本語の美しさに触れることができた」というお声をいただくのが、嬉しい限りです。
奇しくも、なおみさんの新作が「まほろば追ひぬ」でした。恋愛詩から越境です!
Shihoさんから、アナグラム詩のために集めてくださった美しい日本語のリスト。
アナグラム詩の面白さ、日本語の深さを語ってくださる「音声配信」が、Minminさんと百瀬七海さんから寄せられました。1月にはなかった新しい試みです。
そして、まだ、アナグラム詩に踏み出せない方は……ぜひ、はっくーさんのアナグラム詩の有効性に関するレポートをお読みください。お仕事にも効果あり!
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さくらさんに、神様のささやきが届いたようです。稀有な言葉を捕獲されました。
百瀬七海さんの雨の唄。これまでの雨の連作を引き継いでくださるかのようです。
さちさんのサーキットは続く。辛口ビールのようなドライな走行感を楽しめます。
ゆっちゃんさんが元気をくれた2作品。アナグラム詩が前を向かせてくれました。
アナグラム歌会で入賞されたお二人も、さっそく続編へ!
なおみさんはもう一つ、美しい恋の空へと飛翔されています。白小夜、花びら雪。
つるさんは、受賞のお言葉にあたる「鶴の恩返し」と、再びはっくーさんとの共作「寝物語」を奏でてくださいました!
引き続き、皆さんのアナグラム作品を、楽しみにお待ちしています。
「アナグラム詩」へのお誘いはこちら。
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